カヤック<3904>は、この日(8月14日)、第3四半期の決算説明会資料において、主力のハイパーカジュアルゲームに加えて、新たにハイブリッドカジュアルゲームに進出することを明らかにした。KLab<3656>も先行して進出することを明らかにしている(KLabは運営型カジュアルゲームとしている)。
「ハイブリッドカジュアルゲーム」は、ハイパーカジュアルゲームに近いゲームだが、やりこみ要素を強化した内容だ。開発期間が3~4倍と長く、プレイ時間も5倍以上になると想定しているそうだ。収益は、広告に加えて、課金収益も入るため、収益のアップサイドがより強いとのこと。
ソーシャルゲーム開発を行っていた同社には「利がある領域」としている。外部環境の変化に合わせたポートフォリオの拡充と捉えて、ハイカジ関連領域の1つとしての新規投資を進めているという。メタバースとともに同社の新しい成長領域になると期待しているようだ。
会社情報
- 会社名
- 株式会社カヤック
- 設立
- 2005年1月
- 代表者
- 代表取締役CEO 柳澤 大輔/代表取締役CTO 貝畑 政徳/代表取締役CBO 久場 智喜
- 決算期
- 12月
- 直近業績
- 売上高174億6700万円、営業利益10億2100万円、経常利益10億3800万円、最終利益5億1100万円(2023年12月期)
- 上場区分
- 東証グロース
- 証券コード
- 3904