デジタルハーツ、ゲームローカライゼーション企業Localsoftと戦略的業務提携…日本・アジアメーカーの欧州・中東展開を支援、欧州への営業強化も
デジタルハーツホールディングス<3676>傘下のデジタルハーツは、この日(8月22日)、日本及びアジアのゲームメーカーの欧州・中東展開のためのサービス拡充及び欧州ゲームメーカーへの営業体制の強化を目的に、スペインに本社を置くゲームローカライゼーション企業のLocalsoftと戦略的業務提携を行うことを明らかにした。
Localsoft社は、スペインに本社を置く、ゲームローカライゼーション企業。5,000人の翻訳スペシャリストによる、EFIGS(English/French/Italian/German/Spanish:英仏伊独西)をはじめ、ロシア語やアラビア語も含む欧州言語翻訳・LQAサービスを中心としたゲーム・エンターテインメント支援事業を提供している。
今回の提携により、同社はゲーム領域で経験豊富なLocalSoft社のローカライゼーションリソースを優先的に活用し、EFIGSをはじめロシア語やアラビア語も含む欧州言語をゲーム翻訳として高品質なレベルで迅速に提供することが可能となる、としている。
さらに、Localsoft社内に同社初の欧州拠点となる「Japan Support Desk by DH」を設立することで、日本をはじめ中国や韓国などアジアのゲームメーカーの欧州・中東市場への展開支援を強化する。
Localsoft社は、今回の提携により、デジタルハーツの約8000人のゲームテスターと同社の厳しい翻訳品質レベルテストをクリアした高レベルな翻訳者リソースを活用し、欧州ゲームメーカーに対し高品質な日本語翻訳・LQAサービスをはじめ、デバッグ、カスタマーサービス、マーケティングなどの日本・アジア展開支援の提供が可能となる。
デジタルハーツは、「Japan Support Desk by DH」の設立を含めた業務提携を通じて、グローバルサービスの拡充を図り、日本、アジア及び欧州のゲームメーカーの海外展開を支援することで、ゲーム・エンターテインメント業界のさらなる発展への寄与を目指す、としている。
会社情報
- 会社名
- デジタルハーツ
会社情報
- 会社名
- 株式会社デジタルハーツホールディングス
- 設立
- 2013年10月
- 代表者
- 代表取締役会長 宮澤 栄一/代表取締役社長CEO 筑紫 敏矢
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上高365億1700万円、営業利益30億円、経常利益31億5200万円、最終利益7億9900万円(2023年3月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 3676