「ibisPaint」を開発・運営するアイビス、2023年上期のユーザ利用状況を発表…利用者の6割はZ世代

モバイルペイントアプリ「ibisPaint(アイビスペイント)」を開発・運営するアイビス<9343>は、2023年上期(2023年1月~6月末日)のibisPaintユーザの利用状況について調査を行った。本調査はモバイルデータ分析ツール「data.ai Intelligence」のデータをもとに、ユーザ数の多い代表的な2カ国である日本とアメリカを対象に集計した。

 

■モバイルに最適化したUIであることが表れた結果に

ibisPaintは、iPhone、Androidスマートフォン、iPad、Androidタブレットという代表的なモバイル端末に対応しているが、日本の約86%、アメリカの約77%のユーザはiPhoneもしくはAndroidスマートフォンから利用しているという(2023年1月~6月末日)。

従来のデジタルイラスト制作の環境といえば、有料のイラストソフトやペンタブレットといった専用の機材を必要とする場合が多く、気軽に始めるにはハードルの高いものだった。

その常識を覆したのがモバイルに最適化したインターフェースにより「小さな画面に指で描く」というコンセプトを打ち出したibisPaintで、スマートフォンユーザを中心に受け入れられていることがうかがえる結果となった。

  

■ibisPaintユーザの約60%はZ世代

2011年6月21日にリリースしたibisPaintは当初から若年層を中心に利用されていたが、12年が経過した今も変わらず、日本で約65%、アメリカでは約57%のユーザが25歳未満(iPhone対象、2023年6月単月)。

操作性はシンプルでありながら、ディープラーニングの技術を駆使して対象の画像の画質とサイズを2倍に向上させることができる「AI超解像度機能」をはじめとした最新の機能を数多く兼ね備えるibisPaintは、デジタルイラストを描きたいZ世代に選ばれている。

また、女性ユーザが多くを占めるibisPaintだが、日本ではアメリカのibisPaintユーザにおける男女比より、6ポイント男性ユーザが多いことがわかった(iPhone対象、2023年6月単月)。

  

■ibisPaintは世界中の「お絵描き初心者」に寄り添うアプリ

今回の調査は日本とアメリカといったユーザ数の多い代表的な2カ国のデータを紹介したが、ibisPaintはアジア圏、米州、欧州、オセアニア大陸まで幅広く世界中にユーザを有している。初めてスマートフォンを手にした際に少しでも絵に興味を持った10代、20代の若年層が、スマホ一台でお絵描きを始められる製品として選ばれているとのこと。これからの新しい流行を生み出すZ世代・α世代を中心に、今まで以上にお絵描きを楽しめるよう、さらなるアプリの機能拡充や使いやすさの向上に努めたい、としている。

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