スマホゲーム市場には新規参入が相次ぎ、競争は日々激化してきている。
新規タイトルのヒット創出の難易度が高まっている中で、多くのユーザーに支持され、長期タイトルへと成長させるためには、どのような運営・体制が必要なのか。
そこで今回、シンキングデータでは、アプリゲーム向けデータビジネスカンファレンス「ThinkingData Summit 2023 Tokyo」を9月20日(水)に開催することを発表した。
本イベントは"データと情熱が交わる、ゲームクリエイターの集い。"をテーマとし、ゲームデータの分析にまつわるプロフェッショナルを招いてゲームデータにおける、最新トレンド、事例、活用方法について講演予定だ。また、セッション後は、参加者同士で情報交換ができるネットワーキングパーティーも予定している。
またスペシャルゲストとして、 『アーチャー伝説』で知られるHABBY社のCEO王氏も登壇予定と、世界で活躍するゲーム会社も集まる予定だ。
本稿では、本イベント登壇予定であるJOGA (一般社団法人日本オンラインゲーム協会) 共同理事 植田 修平氏にミニインタビューを実施。本イベントに向けて、オンラインゲーム市場の動向や意気込みについて聞いてみた。
グローバルでの展開を加速できるよう環境作りの後押しを
JOGA (一般社団法人日本オンラインゲーム協会)
JOGA共同代表理事
植田 修平氏
2001年、株式会社ゲームポット創業。日本におけるアイテム課金のパイオニアとしてオンラインゲームのマーケットを牽引。2007年、一般社団法人日本オンラインゲーム協会(JOGA) 共同代表理事就任(現任)。現在、株式会社H2インタラクティブ代表。株式会社NASSO代表。カバー株式会社社外取締役、monoAI technology社外取締役なども務め、多岐にわたり活動をしている。
――:植田氏の現在担当されている仕事内容について教えてください。
業界歴が30年近くになりますので、色々なご縁をいただいて国内外の様々なビジネスに携わらせていただいております。
JOGAではガイドライン策定や行政や議連に対してのロビー活動、産業振興のための活動など多岐に渡ります。
その他2つの会社でエンタメ系の事業コンサルや「Peeps」というゲームコミュニティを運営しております。
また、それ以外にも上場企業の社外取締役も務めております。
――:JOGAに入られたきっかけは何でしたか。
日本におけるオンラインゲームのマーケットが急成長していた2000年初頭、産業振興、オンラインゲームのビジネス課題の解決・ガイドライン作りなどを目的として設立されたのが現在のJOGA(一般社団法人日本オンラインゲーム協会)となります。
――::昨今のゲーム市場の動向について所感をお聞かせください。
業界全体として過渡期にきていると思いますが、データを見ても海外産のコンテンツがここ数年で大きくシェアを伸ばしており、危機感を感じております。
イコールフッティングの観点からも引き続き不均衡な競争関係の改善を働きかけていく必要性を感じております。
また、同時に世界に誇るIPが日本にはたくさんありますので、グローバルでの展開を加速できるよう環境作りの後押しをしていきたいと思います。
――:当日のメッセージや意気込みをお聞かせください。
ご来場の方々と色々とコミュニケーションを取れれば嬉しいです。
本イベントは"データと情熱が交わる、ゲームクリエイターの集い。"をテーマとし、ゲームデータの分析にまつわるプロフェッショナルを招いてゲームデータにおける、最新トレンド、事例、活用方法について講演予定だ。また、セッション後は、参加者同士で情報交換ができるネットワーキングパーティーも予定している。