【ゲーム株概況(9/7)】8連騰で日経平均に高値警戒感 目標株価引き上げのKONAMI高い 一部出遅れ銘柄に循環物色 GENDAに押し目買い
9月7日の東京株式市場は9営業日ぶりに反落。日経平均株価は、前日比249円94銭安の3万2991円08銭でこの日の取引を終えた。ここまで8連騰してきたことから利益確定の売りに押された。前日の米国株式市場が下落したことに加え、アジア株の冴えない動きも重しとなったという。
こうしたなか、ゲーム関連株を見ると、コナミグループ<9766>が小幅続伸。みずほ証券が投資判断「買い」を継続し、目標株価を9800円から1万500円に引き上げたことが材料視された。
レーティングや目標株価の変更のあった銘柄は以下のとおり。いずれも目標株価の引き下げが行われており、この日は冴えない動きとなった。
■みずほ証券
・スクウェア・エニックス・ホールディングス<9684>「買い」継続、目標株価1万0400円→9300円
■三菱UFJモルガン・スタンレー証券
・サイバーエージェント<4751>「ニュートラル」継続、目標株価1050円→950円
また、方向感の乏しさから出遅れ銘柄を循環的に物色する動きも続いている。まんだらけ<2652>が大幅高となったほか、ドリコム<3793>やガーラ<4777>も買われた。ドリコムは、『Eternal Crypt - Wizardry BC -』初のNFTコレクションが申し込みが好調なことも材料視されている。
このほか、東映<9605>やIGポート<3791>が年初来高値を更新し、東映アニメーション<4816>や東宝<9602>なども高い。直近IPOのGENDA<9166>にも押し目買いが入ったようだ。
会社情報
- 会社名
- コナミグループ株式会社
- 設立
- 1973年3月
- 代表者
- 代表取締役会長 上月 景正/代表取締役社長 東尾 公彦
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上高3603億1400万円、営業利益802億6200万円、最終利益591億7100万円(2024年3月期)
- 上場区分
- 東証プライム(ロンドン証券取引所にも上場)
- 証券コード
- 9766
会社情報
- 会社名
- 株式会社まんだらけ
- 設立
- 1987年2月
- 代表者
- 代表取締役会長 古川 益蔵/代表取締役社長 田中 幹教
- 決算期
- 9月
- 上場区分
- 東証スタンダード
- 証券コード
- 2652
会社情報
- 会社名
- 株式会社GENDA
- 設立
- 2018年5月
- 代表者
- 代表取締役会長 片岡 尚/代表取締役社長 申 真衣
- 決算期
- 1月
- 直近業績
- 売上高556億9700万円、営業利益53億7000万円、経常利益52億1600万円、最終利益41億7800万円(2024年1月期)
- 上場区分
- 東証グロース
- 証券コード
- 9166