2023年9月にて、YouTuberに取り上げられたスマホゲームのランキングを上位20位まで紹介する。
本ランキングは「LIVEOPSIS(ライブオプシス)」(株式会社スパイスマート提供)での取得データを参照。LIVEOPSISではスマホゲームのイベント運用データの他、YouTubeやTwitterの運用情報なども分析可能。
(以下、スパイスマートが提供するスマホゲーム分析/運営ソリューションル「LIVEOPSIS(ライブオプシス)」での調査内容を基に掲載)
2023年9月度ゲームアプリ動画トレンド(投稿本数順)
期間中に調査対象YouTubeチャンネルにて、動画投稿されたスマホゲームのタイトル、投稿チャンネル数。投稿本数、視聴回数を集計
集計期間:20023/9/1~9/14
調査対象:チャンネル登録者数が一定数以上でゲーム実況を扱っているYouTubeチャンネル
1位~10位の動向について
9月は前月と比べ、順位の入れ替えが多少あるものの1~10位の顔ぶれがほとんど変わっていない。唯一大きく順位を上げ10位以内にランクインしたのが『LINE:ディズニー ツムツム』で17位からの躍進となった。しかし投稿本数・投稿チャンネル数は前月とほぼ変わらず、ほかのアプリが下がったことによる入れ替えのようである。
そんな中、「『原神』Ver.4.0フォンテーヌ開放」は投稿本数が7月には及ばないものの前月同時期と比べ100本ほど増えた。8月に行われたVer.4.0へのアップデートで追加された「フォンテーヌ」関連の動画が多く、中でも新キャラクター「フレミネ」に関する動画のほか、復刻キャラ「タルタリヤ」関連動画などがいくつも見られることから今回のアップデートに対しユーザーの満足度が高いことがうかがわれる。
先月と順位を1つずつ入れ替えたのは『荒野行動』-スマホ版バトロワ、『雀魂 -じゃんたま-』。『雀魂』は先月より投稿本数を落とした結果のランクダウンとなった。投稿動画の中身はほぼ毎月と同様の顔ぶれで圧倒的に投稿本数の多い投稿者が多く占めているが、変化としては「神域リーグ2023 」が9月頭にファイナルを迎え、その関連動画が9月に入りやや増加したが全体の動画数が増えるほどではなかったようである。
11位~20位の動向について
今月初めて11位~20位圏内にランクインしたのは、リリース当初から多くの話題を集めていた『Pokémon Sleep』。
『Pokémon Sleep』は先月の投稿本数から比べると倍近く増えている。変動要素としてはアプリ自体に大きなイベント等はなかったが、徐々にレベルを上げた投稿者達が様々な楽しみ方を発見したり発見する新しい個体が増えていったりと遊び込みを重ねたならではの楽しみ方をしている様子がうかがえる。
また、『ドラゴンボールZ ドッカンバトル』は1ヶ月ぶりに20位圏内に復帰。投稿本数が7月水準まで戻り、先月より投稿本数は10本ほど増えている。投稿内容としては8月から始まったダブルDOKKANフェスにおける新キャラクター「ベジットブルー」「合体ザマス」に関する動画が多く見られ、イベント・ガチャがおおいに盛り上がったと思われる。
同じく『ウマ娘 プリティーダービー』も先月の21位から20位圏内に復活。「2.5th Anniversaryキャンペーン第2弾」から盛り上がりが復活したようで、新たな育成シナリオ「Reach for the stars プロジェクトL'Arc」やポートカードガチャ、その中の新キャラクターとして登場した「ナリタトップロード」などに関連する動画が再生数上位の多く見られ、周年キャンペーンに熱狂している投稿者が多いように見える。
➜21位以降及び最新データもLIVEOPSISでチェック可能
LIVEOPSISではスマホゲームのマーケットトレンド、新作タイトルの事前予約状況、注目タイトルの最新情報を取得しております。
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■執筆 <株式会社スパイスマート>
スマートフォンゲーム内運用に関する調査・分析を行うリサーチ事業とコンサルティング事業を展開しており、「LIVEOPSIS(ライブオプシス)」というサービス名称で各種ソリューションを提供。