ワンダープラネット、非開示だった2023年8月期の業績予想を発表…売上高微増、営業益と経常益は黒字転換 タイトル運営体制の見直しや全社的な費用削減が奏功
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ワンダープラネット<4199>は、9月29日、これまで非開示としていた2023年8月期(単独)の業績予想を発表、売上高は2022年8月期比で微増となり、営業利益と経常利益は黒字転換する見通しとなった。
なお、最終損益は繰延税金資産を一部取り崩し、法人税等調整額に2億3700万円を計上したことで赤字計上が続いた。
売上高34億6400万円(前々期比1.2%増)
営業利益4900万円(前々期12億7200万円の赤字)
経常利益2800万円(同12億9100万円の赤字)
最終損益2億1400万円の赤字(同18億8700万円の赤字)売上高は、『クラッシュフィーバー』は前々期(2022年8月期)と比較して増収と好調に推移し、『ジャンプチ ヒーローズ』は堅調に推移した。また、第3四半期会計期間においてコンシューマー系ゲーム開発会社との共同事業による新規タイトル開発に関する契約変更を実施したことに伴い開発費用の同社負担が減少し、売上高が増加したこと、同じく契約変更に伴い開発開始から第2四半期累計期間までの開発費用精算を実施したことによる売上高も増加した。
営業利益と経常利益は、中長期的な収益の拡大に向け、コンシューマー系ゲーム開発会社との共同事業による新規タイトルの開発にも前事業年度に引き続き取り組んでいる一方で、前々期期初より継続して取り組んでいる既存タイトルの運営体制の見直し、最適化による外注費などの運営費削減の効果や全社的な費用削減効果により、前々期と比較して費用が減少した。また、上記コンシューマー系ゲーム開発会社との共同事業による新規タイトル開発に関する契約変更に伴う過去開発費用の精算を実施したことにより黒字転換した。
会社情報
- 会社名
- ワンダープラネット株式会社
- 設立
- 2012年9月
- 代表者
- 代表取締役社長CEO 常川 友樹
- 決算期
- 8月
- 直近業績
- 売上高24億4900万円、営業利益1億2100万円、経常利益1億1300万円、最終利益9200万円(2024年8月期)
- 上場区分
- 東証グロース
- 証券コード
- 4199