サイバーステップ、第1四半期(6~8月)決算は売上高26%減、3億7300万円の営業赤字を計上 「トレバ」の収益向上に対する取り組みの効果が想定を下回る

  • サイバーステップ<3810>は、10月16日、2023年5月期の第1四半期(6~8月)の連結決算を発表、「トレバ」の収益の向上に対する取り組みの効果が想定より下回っている状況で推移し、減収・赤字幅拡大となった。

    売上高8億3000万円(前年同期比26.7%減)
    営業損益3億7300万円の赤字(前年同期2億8800万円の赤字)
    経常損益3億5100万円の赤字(同2億8100万円の赤字)
    最終損益3億5500万円の赤字(同3億800万円の赤字)

    主に「トレバ」において国内外向けのプロモーション活動等における集客および継続率の向上を目的とした取り組みを進めてきたが、収益の向上に対する効果は想定より下回っている状況で推移した。その中で、6月1日付の「クレーンゲームアプリ『トレバ』中国市場への進出に向けて株式会社ACDと業務提携を締結」にて公表したとおり、中国市場への展開について現地のマーケティングや中国市場に適した最適な開発及びカスタマイズを進めており、今後の同社グループの事業展開に向けて引き続き注力した。

    ①オンラインゲーム事業
    外部顧客への売上高は7億9900万円、セグメント損益は1億7800万円の赤字となった。

    ②エンターテインメント事業
    外部顧客への売上高は3100万円、セグメント損益は1200万円の赤字となった。

  • ■通期予想は引き続き「未定」

  • 2024年5月期通期の連結業績予想については、現段階で合理的な業績予想の算定が困難なことから引き続き未定としている。今後、適正かつ合理的な予想が算出可能となった時点で速やかに公表する予定だ。

サイバーステップ株式会社
https://corp.cyberstep.com/

会社情報

会社名
サイバーステップ株式会社
設立
2000年4月
代表者
代表取締役社長 佐藤 類
決算期
5月
直近業績
売上高74億1600万円、営業損益13億5300万円の赤字、経常損益14億8800万円の赤字、最終利益20億9700万円の赤字(2022年5月期)
上場区分
東証スタンダード
証券コード
3810
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