Link-U、「クランチロールマンガ」を成長の柱に 講談社USAも参画し海外マンガ事業加速、売上構成比2割超へ

木村英彦 取締役 編集長
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Link-Uグループ<4446>は、2026年7月期 第3四半期決算資料で、海外流通プラットフォームを中核とした成長戦略を改めて強調した。なかでも北米向けマンガサービス「Crunchyroll Manga」が海外事業拡大の牽引役として成長しており、今後の事業拡大の中心に据える考えをあらためて示した。

同社によると、マンガサービス事業は国内外ともに好調に推移し、第3四半期に過去最高収益を更新した。特に海外マンガサービスの成長に加え、国内サービスでも広告配信の最適化や各種施策の効果が表れ、収益改善が進んだという。第3四半期のマンガサービス事業売上高は7億1900万円となり、過去最高水準を記録した。

海外展開の中心となる「Crunchyroll Manga」は、世界最大級のアニメブランドであるCrunchyrollが展開するマンガ配信サービスだ。2025年10月時点で200タイトル超だった配信作品数は、2026年5月には400タイトル超へと拡大。講談社USAの参画により、『進撃の巨人』や『東京卍リベンジャーズ』などの人気作品も配信ラインアップに加わった。

 

その結果、マンガサービス事業に占める海外売上比率は上昇を続けている。2025年7月期第1四半期の7.9%から、2026年7月期第3四半期には16.7%まで拡大し、第4四半期には21.1%に達する見通しを示した。会社側は、Crunchyroll Mangaを起点として海外展開を加速するほか、複数の海外プロジェクトによる追加成長も見込んでいる。

さらに同社は、Crunchyroll Mangaに加えて、集英社の「MANGA Plus by SHUEISHA」やスクウェア・エニックスの「Manga UP!」などにも協力しており、日本の出版社と連携しながら海外流通網を拡大している。政府が掲げる「日本コンテンツ海外売上20兆円」の方針も追い風になるとみている。

 

Link-Uは今後の成長戦略として、「海外流通プラットフォームを軸に事業規模の拡大を目指す」と説明。海外向けマンガ配信を中心に、Webtoon制作や海外クリエイター育成、マンガIP支援事業「Link-U Mangaful Base」なども展開し、日本コンテンツのグローバル展開を支えるプラットフォーム企業としての存在感を高める考えだ。

 

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