『栄冠クロス』は15日間で収益1000万ドル(15億円)達成と好調な滑り出し 「勢いが際立つ」 KONAMIの新たな収益の柱に Sensor Tower調査
Sensor Tower(センサータワー)は、2023年9月にリリースした『パワフルプロ野球 栄冠ナイン クロスロード』が好調な滑り出しを見せ、リリースから15日間で1000万ドル(14億9900万円)の収益を達成したとする調査レポートを公開した。高校野球をテーマにしたモバイルスポーツゲームで、『プロ野球スピリッツA』や『eFootball2024』などに続く、KONAMIの新たな収益の柱に育つ可能性があるという。
『パワフルプロ野球 栄冠ナイン クロスロード』は、日本におけるApp Storeのランキングで好調な滑り出しを見せた。無料ダウンロードランキングではリリース初日から1位となり、その後12日間に渡ってトップ3圏内を維持した。また、収益ランキングでは初日は59位スタートだが、その後順位を上げてトップ15圏内をキープしている。
レポートを執筆したHideyuki Tsuji氏は、他のゲームと比較しながら、『パワフルプロ野球 栄冠ナイン クロスロード』の「勢いが際立つ」と指摘した。2023年9月20日のリリースから10月4日までの日本におけるモバイルスポーツゲームカテゴリの収益成長量で1位となっており、2位の『プロ野球スピリッツA』の約6倍を記録したそうだ。
日本のモバイルゲーム全体と比較しても、『パワフルプロ野球 栄冠ナイン クロスロード』は『Monster Hunter Now』(Niantic)、『プロジェクトセカイ カラフルステージ! feat. 初音ミク』(SEGA)に次ぐ3位となっているという。
また、KONAMIのモバイルゲームの収益シェアという視点では、2023年9月20日から10月4日の期間、『パワフルプロ野球 栄冠ナイン クロスロード』が30%を占め、2位だったとのこと。1位はトップ収益ランキングで上位でおなじみの『プロ野球スピリッツA』(32%)だが、同作はこれに迫る勢いだったという。
同作の急速な収益シェア拡大は、DAUでの比較からも確認できるとした。2023年9月の日本におけるモバイルスポーツゲームのDAUで、『パワフルプロ野球 栄冠ナイン クロスロード』は3位にランクインしている。トップ5中、4つがKONAMIのモバイルゲームで、その一角に同作が入っているという。
パワプロ 栄冠クロスがリリース15日間で収益1,000万ドルの好スタート、2023年9月のスポーツゲームDAUでも3位に
https://sensortower.com/ja/blog/konami-new-mobile-baseball-game
会社情報
- 会社名
- 株式会社コナミデジタルエンタテインメント
- 設立
- 2006年3月
- 代表者
- 代表取締役会長 東尾 公彦/代表取締役社長 早川 英樹
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上高1940億1100万円、営業利益336億4700万円、経常利益348億9300万円、最終利益278億2800万円(2023年3月期)