【ゲーム株概況(10/26)】金利上昇でハイテク株中心に全面安 大きなイベント控え一段高に警戒感 自社株買いのテイツー逆行高

10月26日の東京株式市場は大幅反落。日経平均株価は、前日比668円14銭安の3万0601円78銭で取引を終えた。米国市場では、長期金利が上昇したことを受けて株価が下落したが、日本市場にもその影響が波及した。ナスダックやフィラデルフィア半導体指数の下落を受けて、半導体関連や電子部品の下げが目立った。

米国7~9月実質GDP速報の発表を今晩控えているほか、次週は日銀金融政策決定会合、米国連邦公開市場委員会が控えている。米国GDPについては堅調な数字が予想されており、長期金利の一段高につながるかどうかに注目が集まっている。次週のイベント通過で債券市場の落ち着きが鍵になるとの見方が強い。

こうしたなか、ゲーム関連株も全体相場の流れに逆らえず、全面安商状だった。こういう相場は市況をまとめる立場としては大変困るのだが、テイツー<7610>が逆行高。前日10月25日に発行済株式総数の6.04%に相当する400万株・5億円を上限とする自社株買いを実施すると発表したことが刺激材料となった。

個別では、GENDA<9166>やGFA<8783>、サイバーステップ<3810>、バンク・オブ・イノベーション<4393>、クルーズ<2138>の下げがきつい。この日の引け後に決算発表を控えていたドリコム<3793>とカプコン<9697>もさえない。

 

株式会社テイツー
https://www.tay2.co.jp/

会社情報

会社名
株式会社テイツー
設立
1990年4月
代表者
代表取締役社長 藤原 克治
決算期
2月
上場区分
東証スタンダード
証券コード
7610
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