LINEヤフー、第2四半期(4~9月)決算はPayPay連結子会社化に伴う戦略事業の増収などで過去最高の売上収益を更新

  • LINEヤフー<4689>は、11月7日、2024年3月期の第2四半期累計(4~9月)の連結決算を発表、2022年10月にPayPayを連結子会社化したことに伴う戦略事業の増収などによる過去最高の売上収益を更新した。

    売上収益8717億9900万円(前年同期比11.1%増)
    営業利益1161億2800万円(同16.7%増)
    最終利益937億3600万円(同132.6%増)

    ①メディア事業
    ディスプレイ広告の減収などの影響があったものの、2022年9月のLINE MUSIC連結子会社化の影響やアカウント広告および検索広告の増収により、売上収益は3221億円(前年同期比3.3%増)となった。

    ②コマース事業
    アスクルグループやZOZOグループにおける増収や、トラベル事業が引き続き好調に推移したことにより、前年同期比で増加した。eコマース取扱高は、コスト最適化などの影響により、2兆124億円(前年同期比0.2%減)となり、うち国内物販系取扱高は、1兆4467億円(同1.3%減)となった。以上の結果、コマース事業の売上収益は4157億円(同1.0%増)となった。

    ③戦略事業
    売上収益は2022年10月のPayPay連結子会社化の影響により、前年同期比で大きく増加した。PayPayとPayPayカードを含むPayPay連結取扱高は、5.9兆円(前年同期比28.1%増)となり、順調に拡大した。また、PayPay銀行の貸出金残高は6495億円(同28.9%増)となった。以上の結果、戦略事業の売上収益は1350億円(同113.2%増)となった。

  • ■通期予想は従来予想から変更なし

  • 2023年3月期は、グループ内再編を通じた事業の効率化と2025年3月期以降の再成長のための基盤作りを行う1年と位置付け、固定費削減や事業の選択と集中を進めていく。業績予想は従来予想から変更なく、以下のとおり。

    売上収益1兆9000億円(前期比13.6%増)

LINEヤフー株式会社
https://www.lycorp.co.jp/

会社情報

会社名
LINEヤフー株式会社
設立
1996年1月
代表者
代表取締役会長 川邊 健太郎/代表取締役社長CEO 出澤 剛/代表取締役CPO 慎 ジュンホ
決算期
3月
上場区分
東証プライム
証券コード
4689
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