ディライトワークス、23年7月期の決算は最終損失21.5億円と赤字転落…『FGO』関連事業の売却後は若手ゴルファー支援などスポーツ事業展開
ディライトワークスの2023年7月期(第10期)の決算は、最終損失が21億5200万円と赤字転落となった。前の期(2022年7月期)の実績は、最終利益147億9700万円だった。
同社は、2014年1月に設立され、『Fate/Grand Order(FGO)』と関連タイトルの開発・運営を行っていたが、2022年2月にゲーム事業をラセングルに移管し、その株式をアニプレックスに譲渡した。現在、スポーツ事業として、若手プロゴルファーを支援するとともに、その一環として、ディライトワークスゴルフツアーの主催などを行っている(※追記)。
このほか、関連会社であるSPIARSが原作開発、コンテンツ開発、イベント企画・運営、マーケティング全般、コンサルティング全般、そしてIZM designworksがゲーム、映像、商品、ショップ、団体などのイラストデザイン、アート・ディレクションなどを行っている。SPIARSの最終利益が700万円、IZMが100万円だった。
業績推移は以下のとおり。
【追記】
SNSなどでディライトワークスがFGO関連事業を譲渡してスポーツ事業(若手ゴルファー支援)を始めたと誤解されているが、FGO運営中の2019年から継続的に取り組んでいる事業なのでご注意いただきたい(発表会の模様)。
会社情報
- 会社名
- ディライトワークス株式会社
- 設立
- 2014年1月
- 代表者
- 代表取締役 庄司 顕仁