【ゲーム株概況(11/27)】通期最終利益予想が一転赤字転落のユークスがS安 サイバーエージェントは5日ぶりに反落 GENDAも5日ぶりの小反落に
11月27日の東京株式市場では、日経平均は3日ぶりに反落し、前日比177.86円安の3万3447.67円で取引を終えた。朝方は前週末の米国市場高を受けて朝方は買いが先行したものの、3万3800円台の高値圏では上値が重く、次第に値を崩した。
そうした中でゲーム関連株の動きを見てみると、アカツキ<3932>やエディア<3935>、サイバーステップ<3810>などが買われた。サイバーステップは、『BLACK STELLA PTOLOMEA(ブラックステラ トロメア)』のリリース日を今週11月30日に控えていることも評価の底流にあるようだ。
また、円谷フィールズHD<2767>やネクソン<3659>などもしっかり。
半面、ユークス<4334>に朝方から売り物が殺到し、ストップ安比例配分となった。ユークスは、前週末11月24日に2024年1月期通期の業績予想の下方修正を発表しており、『DCデュアルフォース』の不振による減損計上で最終赤字に転落の見通しとなったことが市場から嫌気されたようだ。
子会社サムザップの新作『呪術廻戦 ファントムパレード』の好発進を材料に前週末にかけて買われてきたサイバーエージェント<4751>は目先達成感から5日ぶりに反落した。
SBI証券が投資判断を新規「買い」、目標株価3000円でカバレッジを開始したGENDA<9166>もこの日は5日ぶりの小反落となった。
会社情報
- 会社名
- 株式会社サイバーエージェント
- 設立
- 1998年3月
- 代表者
- 代表取締役 藤田 晋
- 決算期
- 9月
- 直近業績
- 売上高7202億0700万円、営業利益245億5700万円、経常利益249億1500万円、最終利益53億3200万円(2023年9月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 4751
会社情報
- 会社名
- 株式会社ユークス
- 設立
- 1993年2月
- 代表者
- 代表取締役社長 谷口 行規
- 決算期
- 1月
- 直近業績
- 売上高40億8700万円、営業利益1億7900万円、経常利益2億8200万円、最終損益13億4900万円の赤字(2024年1月期)
- 上場区分
- 東証スタンダード
- 証券コード
- 4334
会社情報
- 会社名
- 株式会社GENDA
- 設立
- 2018年5月
- 代表者
- 代表取締役会長 片岡 尚/代表取締役社長 申 真衣
- 決算期
- 1月
- 直近業績
- 売上高556億9700万円、営業利益53億7000万円、経常利益52億1600万円、最終利益41億7800万円(2024年1月期)
- 上場区分
- 東証グロース
- 証券コード
- 9166