gumi<3903>は、12月8日、2024年4月期 第2四半期累計(23年5月~23年10月)の連結決算を発表し、売上高58億4800万円(前年同期比29.6%減)、営業損失19億7100万円(前年同期は4億2300万円の利益)、経常損失21億2700万円(同3700万円)、最終損失14億3000万円(同5500万円)だった。
・売上高:58億4800万円(同29.6%減)
・営業損失:19億7100万円(同4億2300万円の利益)
・経常損失:21億2700万円(同3700万円)
・最終損失:14億3000万円(同5500万円)
同社では、新作『アスタータタリクス』の売上が想定を下回ったことに加えて、関連の広告宣伝費の増加が響いたと明かした。またブロックチェーンゲームの開発投資を強化したことも圧迫した。
セグメント別の状況は以下のとおり。
■モバイルオンラインゲーム事業
売上高は55億7400万円(前年同期比31.0%減)、営業損失は10億3100万円(前年同期は5億0500万円の営業利益)となった。
売上高に関しては、配信中のタイトルについて配信期間の経過により売上が減少したことに加え、新規タイトル『アスタータタリクス』の売上高が想定を下回り、前年同期比で減収となった。
営業利益に関しては、配信中のタイトルが減収となったことに加え、新規タイトル『アスタータタリクス』の配信前後のプロモーションの実施等により、広告宣伝費が増加したこと等に伴い、前年同期比で減益となった。
■ブロックチェーン等事業
売上高は2億7300万円(前年同期比20.7%増)、営業損失は9億4000万円(前年同期は8200万円の営業損失)となった。
アセットマネジメント領域で、ノードポートフォリオの拡充により売上高が増加したことを主因として、前年同期比で増収となった。営業利益に関しては、将来の収益基盤の構築を図るべくブロックチェーンゲーム開発への投資を強化したこと等により、前年同期比で減益となった。
■投資有価証券評価損を計上
子会社が保有する投資有価証券のうち、帳簿価格に比べて実質価額が著しく低下した株式について、減損処理による投資有価証券評価損1億9100万円を特別損失として計上した。
会社情報
- 会社名
- 株式会社gumi
- 設立
- 2007年6月
- 代表者
- 川本 寛之
- 決算期
- 4月
- 直近業績
- 売上高120億6600万、営業損益50億4000万円の赤字、経常損益45億1400万円の赤字、最終損益59億3400万円の赤字(2024年4月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 3903