【ゲーム株概況(12/8)】みずほ証券が投資判断を「買い」に格上げのLINEヤフーが反発 子会社サービスでの個人情報流出が確認されなかったと発表のモバファクも4日ぶり反発
12月8日の東京株式市場では、日経平均は続落し、前日比550.45円安の3万2307.86円で取引を終えた。為替が一時1ドル=142円台まで急速に円高方向に振れたこともあり、輸出関連株を中心に売り物が広がった。
そうした中でゲーム関連株の動きを見てみると、LINEヤフー<4689>が反発した。LINEヤフーは、みずほ証券が同社の投資判断を「中立」から「買い」に格上げし、目標株価も430円から500円に引き上げたことが市場の関心を集めたようだ。
また、モバイルファクトリー<3912>が4日ぶりに反発した。モバイルファクトリーは、前日12月7日に子会社Suishowの提供するサービス「NauNau」における情報漏洩に関する調査結果を公開し、個人情報の流出などは確認されなかったとしたことが市場の評価材料となったもよう。
ほか、テンダ<4198>が反発し、円谷フィールズHD<2767>やワンダープラネット<4199>などがしっかり。
半面、アカツキ<3932>やケイブ<3760>の下げがきつく、サイバーステップ<3810>やオルトプラス<3672>などが年初来安値を更新した。
カプコン<9697>は、現地時間12月7日に開催された世界最大級のゲームアワード「The Game Awards2023」で、『モンスターハンターワイルズ』を2025年に全世界で発売することを発表したものの、市場では来年の発売を期待していた向きが強く、やや軟調な推移となった。
会社情報
- 会社名
- 株式会社カプコン
- 設立
- 1983年6月
- 代表者
- 代表取締役会長 最高経営責任者(CEO) 辻本 憲三/代表取締役社長 最高執行責任者(COO) 辻本 春弘/代表取締役 副社長執行役員 兼 最高人事責任者(CHO) 宮崎 智史
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上高1524億1000万円、営業利益570億8100万円、経常利益594億2200万円、最終利益433億7400万円(2024年3月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 9697
会社情報
- 会社名
- 株式会社モバイルファクトリー
- 設立
- 2001年10月
- 代表者
- 代表取締役 宮嶌 裕二
- 決算期
- 12月
- 直近業績
- 売上高33億7000万円、営業利益9億4500万円、経常利益9億4000万円、最終利益ゼロ(2023年12月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 3912
会社情報
- 会社名
- LINEヤフー株式会社
- 設立
- 1996年1月
- 代表者
- 代表取締役会長 川邊 健太郎/代表取締役社長CEO 出澤 剛/代表取締役CPO 慎 ジュンホ
- 決算期
- 3月
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 4689