日本ファルコム<3723>の2023年9月期の研究開発費は、前の期比5.4%増の5億3000万円だった。これまでのゲームソフトの開発に加えて、ネットワークや通信を利用したゲームソフトのための技術革新や新規製品開発にも取り組んだとのこと。
PlayStation4やPlayStation5、Nintendo Switch、ストリーミングゲーム等のプラットフォームの他、ビジュアル機能の高度化に伴うデジタルグラフィックや3Dの最先端技術研究と自社製品への取り込みを行った。
これ以外にゲームソフトの制作を支援するツールの研究開発、は開発の合理化とクオリティの向上を目的とする研究などを行い制作の効率化、技術基盤の集約を行ったとのこと。
研究開発の成果として、『イース・メモワール -フェルガナの誓い-』や『東亰ザナドゥeX+ for Nintendo Switch』、『イースX-NORDICS-』を制作、発売した、としている。
研究開発費の推移は以下のとおり。
会社情報
- 会社名
- 日本ファルコム株式会社
- 設立
- 1981年3月
- 代表者
- 代表取締役社長 近藤 季洋
- 決算期
- 9月
- 直近業績
- 売上高25億3300万円、営業利益14億6000万円、経常利益15億7300万円、最終利益10億2700万円(2022年9月期)
- 上場区分
- 東証グロース
- 証券コード
- 3723