23年11月の世界モバイルゲームの収益ランキング、『原神』2位復帰、成長では首位に 『呪術廻戦ファンパレ』が収益成長で6位に Sensor Tower調査
Sensor Towerは、2023年11月の世界モバイルゲームの収益ランキングを公開し、miHoYoの『原神』が2位に復帰した。そのうち、収益の45.6%は中国iOS市場から、22.4%は日本市場から、10.2%はアメリカ市場からのものだった。11月8日にはバージョン4.2がリリースされ、新しいマップ、キャラクター、アイテムが導入した。また、同日には白术が復刻。これらの活動がゲームを11月の収益ランキングで2位に押し上げ、収益成長ランキングで首位に輝いた。
Tencentの『Honor of Kings』が2023年11月の全世界App StoreとGoogle Playで1億9300万ドル(274億円)(の収益を記録し、グローバルモバイルゲーム収益ランキング1位となった。同作は11月3日に新英雄ドリアの体験イベントや姜子牙の新しいスキンなどのコンテンツ更新を行い、当該期間においてデイリー収益でピークを迎えた。
Kraftonの『PUBG Mobile』(『和平精英』との合算収益)は、1億4300万ドルの収益でランキング3位になった。収益の59.4%は中国のiOS市場からのもので、次いでアメリカ市場からが8.8%、サウジアラビア市場からが3.1%となっている。11月10日には、「幽秘魅影」の新しい活動と複数のアイテムの復活が行われ、連続3日間中国のiPhoneゲーム収益ランキングで首位を獲得した。
他方、収益成長ランキングを見ると、サイバーエージェント<4751>グループのサムザップと東宝<9602>が共同展開している『呪術廻戦 ファントムパレード』が6位にランクイン。人気のIP、スムーズなアニメーション、魅力的なプロットにより、はローンチ日に日本のiPhoneゲーム収益ランキングでトップに立ち、11月の残りの期間もランキングの上位4位を維持したという。
この月は新作の活躍が目立っており、Activision Blizzardの『Warcraft Rumble』や、Nuverseの『アース:リバイバル』がTOP10に入った。サイファイサバイバルモバイルRPG『アース:リバイバル』は強力なパフォーマンスを発揮し、半月で約300万ダウンロードと約1000万ドルの収益を上げたという。
2023年11月全世界モバイルゲーム売上ランキングTOP 10
https://sensortower.com/ja/blog/top-grossing-mobile-games-worldwide-for-november-2023-JP