【ゲーム株概況(12/22)】中国政府のオンラインゲーム管理強化方針でネクソンやコーエーテクモHDが後場急落 『DC デュアルフォース』サービス終了決定のユークスが安値更新
12月22日の東京株式市場では、日経平均は小幅反発し、前日比28.58円高の3万3169.05円で取引を終えた。前日の米国市場高、特に半導体株高を受けて、国内市場も朝方から半導体関連銘柄に買いが先行した。ただ、買い一巡後は次第に上げ幅を縮小した。
そうした中でゲーム関連株の動きを見てみると、ドリコム<3793>や壽屋(コトブキヤ)<7809>、ハピネット<7552>などが買われた。
みずほ証券が目標株価は3800円から3100円に引き下げたものの、投資判断「買い」を継続したセガサミーHD<6460>は、大手ゲーム株の軟調が目立つ中でしっかり。
半面、ネクソン<3659>が後場に入って急落した。ネクソンは、中国政府がオンラインゲームの管理を強化する方針を打ち出したことが同社にとってネガティブな材料になるとの見方が売り物を誘う形になったようだ。
また、同様に中国向けのライセンス展開が直近の業績に大きく寄与していたコーエーテクモHD<3635>も後場に入って一気にマイナス圏に沈んだ。
ほか、デジタルカードゲーム『DC デュアルフォース』のサービス終了を決定したユークス<4334>が4日続落して年初来安値を更新し、アカツキ<3932>やKLab<3656>は反落した。
会社情報
- 会社名
- 株式会社ネクソン
- 設立
- 2002年12月
- 代表者
- 代表取締役社長 イ・ジョンホン(李 政憲)/代表取締役CFO 植村 士朗
- 決算期
- 12月
- 直近業績
- 売上収益4233億5600万円、営業利益1347億4500万円、最終利益706億0900万円(2023年12月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 3659
会社情報
- 会社名
- 株式会社ユークス
- 設立
- 1993年2月
- 代表者
- 代表取締役社長 谷口 行規
- 決算期
- 1月
- 直近業績
- 売上高40億8700万円、営業利益1億7900万円、経常利益2億8200万円、最終損益13億4900万円の赤字(2024年1月期)
- 上場区分
- 東証スタンダード
- 証券コード
- 4334
会社情報
- 会社名
- コーエーテクモホールディングス株式会社
- 設立
- 2009年4月
- 代表者
- 代表取締役会長 襟川 恵子/代表取締役社長 襟川 陽一
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上高845億8400万円、営業利益284億9400万円、経常利益457億4100万円、最終利益337億9200万円(2024年3月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 3635