【決算カレンダー】ゲーム関連の2023年9~11月決算発表のピークは15日に 『ジャンプチ』終了決定のワンダープラネットの今期スタートは? ケイブはでらゲー新作に関心も
ゲーム・ネット関連企業の2023年9~11月決算の発表が今週末を挟む期間で一気に発表される。今回は1月11日、12日、15日の3日間に集約されたような発表スケジュールとなっており、中でもケイブ<3760>とサイバーステップ<3810>、ワンダープラネット<4199>が発表を予定する15日がゲーム関連銘柄の発表集中日と言えるだろう。
ワンダープラネットは、10月13日に発表した2023年8月期の決算では、8周年を迎えた『クラッシュフィーバー』が対前年比で好調に推移したこともあって増収を確保し、営業黒字転換を達成した。続く今期はLINEヤフー<4689>との共同タイトル『ジャンプチ ヒーローズ』の2024年3月27日付でのサービス終了が発表されたものの、『クラッシュフィーバー』の利益貢献により、引き続き営業黒字を確保する見込みとしている。なお、今後の新規タイトルはハイブリッドカジュアルにフォーカスするとしており、その進捗状況についても確認しておきたい。
ケイブは、2022年9月1日付でのでらゲーを連結子会社化で業績の急変貌を遂げたが、でらゲーの業績の大きな部分を占めるMIXI<2121>の『モンスト』の季節要因に大きく作用される影響も生じている。11月10日に発表したMIXIの第2四半期決算は、『モンスト』10周年キャンペーンや『モンスト』シリーズ関連費用で大幅な減益となっており、この影響がケイブの決算にどの程度影響してくるのか注目される。一方、でらゲーがテレビ朝日と共同開発中の新作スマートフォンゲーム『メテオアリーナ』の事前登録が1月5日より開始となっており、その開発動向にも関心が募るところ。
発表予定日 | コード | 会社名 | 決算期末 | 種別 |
1月10日 | 6552 | GameWith | 5月 | 2Q |
1月11日 | 4728 | トーセ | 8月 | 1Q |
1月11日 | 4763 | C&R社 | 2月 | 3Q |
1月11日 | 5243 | note | 11月 | 本決算 |
1月11日 | 9418 | USEN-NEXT HD | 8月 | 1Q |
1月12日 | 3697 | SHIFT | 8月 | 1Q |
1月12日 | 3791 | IGポート | 5月 | 2Q |
1月12日 | 3815 | メディア工房 | 8月 | 1Q |
1月12日 | 3907 | シリコンスタジオ | 11月 | 本決算 |
1月12日 | 3935 | エディア | 2月 | 3Q |
1月12日 | 3990 | UUUM | 9月 | 2Q |
1月12日 | 4198 | テンダ | 5月 | 2Q |
1月12日 | 7035 | and factory | 8月 | 1Q |
1月15日 | 3678 | メディアドゥ | 2月 | 3Q |
1月15日 | 3760 | ケイブ | 5月 | 2Q |
1月15日 | 3810 | サイバーステップ | 5月 | 2Q |
1月15日 | 4199 | ワンダープラネット | 8月 | 1Q |
1月15日 | 6047 | Gunosy | 5月 | 2Q |
1月15日 | 7610 | テイツー | 2月 | 3Q |
1月15日 | 9602 | 東宝 | 2月 | 3Q |
会社情報
- 会社名
- 株式会社ケイブ
- 設立
- 1994年6月
- 代表者
- 代表取締役社長 秋田 英好/代表取締役CFO 伊藤 裕章
- 決算期
- 5月
- 直近業績
- 売上高122億7400万円、営業利益18億7000万円、経常利益19億4300万円、最終利益14億4100万円(2024年5月期)
- 上場区分
- 東証スタンダード
- 証券コード
- 3760
会社情報
- 会社名
- ワンダープラネット株式会社
- 設立
- 2012年9月
- 代表者
- 代表取締役社長CEO 常川 友樹
- 決算期
- 8月
- 直近業績
- 売上高24億4900万円、営業利益1億2100万円、経常利益1億1300万円、最終利益9200万円(2024年8月期)
- 上場区分
- 東証グロース
- 証券コード
- 4199