【ゲーム株概況(1/29)】KLabが連日のS高比例配分に…ポケットペアとの共同開発が引き続き材料に サイバーステップは後場に入って一段高
1月29日の東京株式市場では、日経平均は反発し、前日比275.87円高の3万6026.94円で取引を終えた。為替が1ドル=148円台まで円安方向に振れたこともあり、輸出関連銘柄などに買いが先行した。
そうした中でゲーム関連株の動きを見てみると、KLab<3656>にこの日も朝方から買いが殺到し、前週末に続いてストップ高比例配分となった。『パルワールド』の開発会社ポケットペアとハイブリッドカジュアルゲームの開発・運営を共同で行うと発表したことが引き続き市場の注目の的となっているようだ。
また、サイバーステップ<3810>が後場に入って一段高した。サイバーステップは、WeChatミニプログラムにて展開中のECサービス「心和」において、bilibiliで活動中の人気VTuber「九重紫」とのコラボ商品を販売開始すると発表したことが株価の刺激材料となったもよう。
ほか、子会社のサイバードの新作『青山オペレッタ』の事前登録が開始となったアエリア<3758>が買われ、ワンダープラネット<4199>や円谷フィールズホールディングス<2767>なども高い。
半面、ケイブ<3760>が3日ぶりに大幅反落し、ウェルプレイド・ライゼスト<9565>やHEROZ<4382>などが売られた。
この日の大引け後に第3四半期決算の発表を予定していたコーエーテクモHD<3635>は発表内容への警戒感もあってさえない。
会社情報
- 会社名
- KLab株式会社
- 設立
- 2000年8月
- 代表者
- 代表取締役社長CEO 森田 英克/代表取締役副会長 五十嵐 洋介
- 決算期
- 12月
- 直近業績
- 売上高107億1700万円、営業損益11億2700万円の赤字、経常損益7億6100万円の赤字、最終損益17億2800万円の赤字(2023年12月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 3656
会社情報
- 会社名
- サイバーステップ株式会社
- 設立
- 2000年4月
- 代表者
- 代表取締役社長 佐藤 類
- 決算期
- 5月
- 直近業績
- 売上高29億8600万円、営業損益14億5500万円の赤字、経常損益15億2000万円の赤字、最終損益14億5800万円の赤字(2024年5月期)
- 上場区分
- 東証スタンダード
- 証券コード
- 3810