【人事】Enjin、アズ・ワールドコムジャパンの社長解任 勤務中の飲酒やパワハラめいた発言、顧客へのセクハラ発言を問題視 個人営業も

PR会社のEnjin<7370>は、この日(2月13日)、アズ・ワールドコムジャパンの社長を解任したことを明らかにした。これに伴い前社長の廣瀬修二氏が社長に復任したとのこと。

同社によると、解任された社長は、2023年末ごろから具体的な経営方針を示すことができなくなるなど親会社との意思疎通が困難になり、今年に入ってから出社をしなくなったという。

また、内部通報を受けて調査したところ、過去数年間に渡って勤務中に飲酒することが常態化し、酒気帯びでのクライアントとの面談、部下へのパワハラめいた発言があったとのこと。

さらに一部クライアントとの間での懇親の席でセクハラ発言を繰り返し、クライアントから苦情が入るなど、人権・ジェンダー問題の視点から職務上著しく不適任な言動があったことも確認した。

このほか、一部取引先との商談に際して、会社を介すのではなく、直接自らとの取引することを持ちかけていたことも判明したという。

こうした状況から善管注意義務や忠実義務に違反する行為と判断し、自発的な辞任を促したが応じなかったため、今回、解任することにした、としている。