【月刊YouTube調査】限定キャラ「マサムネ」や「呪術廻戦」コラボにて『モンスト』関連の動画が1月も盛況…ゲーム実況で人気のスマホゲームランキング(2024年1月統計)
2024年1月にて、YouTuberに取り上げられたスマホゲームのランキングを上位20位まで紹介する。
本ランキングは「LIVEOPSIS(ライブオプシス)」(株式会社スパイスマート提供)での取得データを参照。LIVEOPSISではスマホゲームのイベント運用データの他、YouTubeやTwitterの運用情報なども分析可能。
(以下、スパイスマートが提供するスマホゲーム分析/運営ソリューションル「LIVEOPSIS(ライブオプシス)」での調査内容を基に掲載)
2024年1月度ゲームアプリ動画トレンド(投稿本数順)
期間中に調査対象YouTubeチャンネルにて、動画投稿されたスマホゲームのタイトル、投稿チャンネル数。投稿本数、視聴回数を集計
集計期間:2024/1/1~1/16
調査対象:チャンネル登録者数が一定数以上でゲーム実況を扱っているYouTubeチャンネル
1位~10位の動向について
『モンスターストライク』が10月から引き続き首位をキープし続けている。動画はHikakinを始めとして圧倒的に超・獣神祭 新限定キャラクター「マサムネ」に関する解説動画・ガチャ動画が多い。その他でいうと1月16日から第2弾がスタートした「呪術廻戦」コラボ関連動画が見られ始め、「五条」「乙骨」などの人気キャラのプレイ動画がアップされ始めている。
また長らく3位以下に甘んじてた『パズル&ドラゴンズ』が2位に返り咲いた。投稿本数が大きく増加しているわけではないが、ここ3ヶ月の中で再生回数が最も多いのは「HUNTER×HUNTER」や「鬼滅の刃」のキャラクター名とキャラクタービジュアルのサムネイルが使われたコラボ関連動画が多い影響かと推測される。
先月16位だった『シャドウバース』が10位以上順位を上げて6位に。投稿本数がこれまでの約2倍に増えたことによる躍進である。それまでの月と大きく異なるのは1月13日~14日にかけておこなわれたe-sportsリーグ「RAGE Shadowverse 2024 Spring」に関連した動画がRAGE公式をはじめとして再生数上位に見られた点である。またその他で言うと12月26日にリリースされた新弾“Resurgent Legends / リサージェント・レジェンズ”に興奮するプレイ動画が多く見られ、多くのユーザーが年末年始を楽しんでいたことがうかがわれる。
『雀魂 -じゃんたま-』が投稿本数が約2割ほど増えたことで2ヶ月ぶりに10位以内に復帰した。再生数上位のにじさんじのVtuberが占めており、1月6日からスタートした「にじさんじ麻雀杯2024」に関連した動画がほとんどであり局所的に非常に盛り上がっていたことがわかる。
11位~20位の動向について
先月圏外から大きく躍進した『eFootball™ 2024』は順位を落としたものの16位に踏み止まった。そのほかの11位~20位のゲームは順位を多少入れ替えたもののほぼ顔ぶれが変わっていない。
先月リリースされたばかりで20位以内にランクインした『呪術廻戦 ファントムパレード』だが、やや投稿本数を落としたものの引き続き20位に。動画の内容としては、年末からスタートしたSSR確定ガチャや限定ガチャキャラクター「伏黒」に関連する動画が見られた。
また11周年を迎えた『にゃんこ大戦争』は3割ほど投稿本数を増やし先月から順位を1つ上げた。年始にスタートした超激レアキャラクターが引ける限定ガチャイベント「超極ネコ祭」に関連した動画が多く、なかでも伝説級レアキャラ「暁のイザナギ」に関連した動画がいくつか見られた。
また、先月20位圏外から11位まで躍り出た『Monster Hunter Now』だが、1月は投稿本数を大きく落とし17位に。大盛りあがりを見せた大型アップデートがやや落ち着いたと見える。
➜21位以降及び最新データもLIVEOPSISでチェック可能
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調査・分析が気になる方はお気軽にお問い合わせください。
■執筆 <株式会社スパイスマート>
スマートフォンゲーム内運用に関する調査・分析を行うリサーチ事業とコンサルティング事業を展開しており、「LIVEOPSIS(ライブオプシス)」というサービス名称で各種ソリューションを提供。
会社情報
- 会社名
- 株式会社スパイスマート
- 設立
- 2015年7月
- 代表者
- 代表取締役 久保 真澄