BOI、『メメントモリ』上回る「爆発型」と呼ぶ大型RPG2タイトルを開発中…リリース30日で100億円~200億円の課金高を目指す
バンク・オブ・イノベーション(BOI)<4393>は、第1四半期(23年10~12月)の決算説明資料において、大ヒットタイトル『メメントモリ』を上回る「爆発型」と呼ぶ新作大型RPG2タイトルの開発を進めていることを明らかにした。この四半期では2億円の開発費を投じたという。リリース時期についてはコメントしていない。
「爆発型」とはどういうことか。リリースから30日間で全世界100億円~200億円の課金高、その後、全世界月額課金高40億円以上の規模を1年以上推移させるようなタイトルを指しているという。
『メメントモリ』は、当初想定で月額課金高5億円以上、年間60億円以上を目指したが、実際はリリースから30日間で全世界55億円の課金高を稼ぎ、その後は10億円以上を1年4ヶ月にわたって維持しているという。
▲このスライドに限らないが、同社の資料はこんな数字まで赤裸々に開示するのかと驚かされることが多い。『メメントモリ』リリース前の月額課金高5億円以上を1年以上推移させるという記載も記事で紹介したときは半信半疑だったが、それを上回ったことを考えると、開発中の大型RPG2タイトルにも期待が募る。
開発フェーズは、第2弾の新作大型RPGは本開発に入っており、第3弾の新作大型PRGは2023年より開発に着手しており、現在、企画中とのこと。
このほか、『恋庭』のメタバース化と海外展開、それ以外の新規サービス3本「中長期成長型」の開発も行っている。こちらは大型RPGのような爆発的な伸びは期待できないが、中長期で成長し収益に貢献するという。
会社情報
- 会社名
- 株式会社バンク・オブ・イノベーション(BOI)
- 設立
- 2006年1月
- 代表者
- 代表取締役社長 樋口 智裕
- 決算期
- 9月
- 直近業績
- 売上高213億3300万円、営業利益49億円、経常利益49億2000万円、最終利益32億9300万円(2023年9月期)
- 上場区分
- 東証グロース
- 証券コード
- 4393