monoAI technology、神戸市経済観光局の協力のもとゲームメタバース「フォートナイト」上に有馬温泉・金の湯マップを公開

monoAI technology<5240>は、兵庫県eスポーツ連合と連携し、神戸市経済観光局の協力のもと、大阪・関西万博に向け、有馬の魅力をグローバルに発信することを目的とし、ユーザー数5億人を超えるゲームメタバース「フォートナイト」上に、有馬温泉・金の湯を公開することを発表した。

■背景

2030年の神戸空港での国際定期便の就航や、2025年の大阪・関西万博などを契機として、神戸市にインバウンドの誘客を進めるため、グローバルに対して情報発信をさらに強化し、神戸市の知名度の向上が求められている。

そこで、グローバルに展開されるゲームメタバース「フォートナイト」を活用し、テキスト・動画といったコモディティ化したデジタルプロモーションで伝えきれない神戸市の魅力を、没入感のある「体験」に落とし込むことで、インバウンド潜在顧客との接点を生み出し、神戸市の知名度向上を図り、新たな訪日観光客の誘致に貢献する。

同社は今後も、メタバースやXR技術を通じて、地方自治体の観光喚起施策や地域経済の活性化に貢献していく。

■有馬温泉・金の湯マップについて

神戸市の観光名所のひとつであり、日本三古湯・三名泉として知られる有馬温泉の街並みを再現したクリエイティブマップをフォートナイト上に公開した。本マップでは、有馬温泉の「金の湯」を忠実に再現しており、建物横には、現実世界同様に足湯を併設し、ユーザーはアバターを通じて足湯の疑似体験をすることが可能だ。

さらに、金の湯の入り口には、明治維新で廃寺になった瑞宝寺の住職が建てた歴史ある石碑がある。これは、有馬温泉が日本一の温泉であるという評価を示すものとして、観光客に人気のスポットとなっている。

今回は観光マップとして「有馬温泉・金の湯」を再現しているが、今後は兵庫県eスポーツ連合と協力し、e-sports大会の開催などを予定している。