【ゲーム株概況(3/8)】『Wizardry BC』リリースによる目先材料出尽くし感でドリコムが安い 鳥山明氏の訃報受け東映アニメが後場に入って売られる
3月8日の東京株式市場では、日経平均は4日ぶりに反発し、前日比90.23円高の3万9688.94円で取引を終えた。前日の米国市場高を受けて朝方は買いが先行したものの、4万円大台に迫ると戻り待ちの売り物が出たこともあり、上げ幅がやや縮小した。
そうした中でゲーム関連株の動きを見てみると、テンダ<4198>やHEROZ<4382>、まんだらけ<2652>などが買われた。
周辺株では、連結子会社のポケトークの上場準備を開始すると発表したソースネクスト<4344>がストップ高まで買われた。
コロプラ<3668>やDeNA<2432>、ガンホー<3765>など主力株の一角もしっかり。
半面、前日7日にブロックチェーンゲーム『Eternal Crypt - Wizardry BC -』がリリースされた目先の材料出尽くし感からドリコム<3793>が3日続落となり、ドリコムと共同開発したチューリンガムの親会社であるクシム<2345>は10日ぶりに反落した。
また、前場引け後に漫画家の鳥山明氏の訃報が伝わったことで、新昨アニメシリーズ「ドラゴンボールDAIMA(ダイマ)」の放送を2024年秋に予定している東映アニメ<4816>が後場に入って売られた。
ほか、任天堂<7974>やカプコン<9697>など大手ゲーム株の一角がさえない。
会社情報
- 会社名
- 株式会社ドリコム
- 設立
- 2001年11月
- 代表者
- 代表取締役社長 内藤 裕紀
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上高97億7900万円、営業利益9億300万円、経常利益7億9300万円、最終利益1億400万円(2024年3月期)
- 上場区分
- 東証グロース
- 証券コード
- 3793
会社情報
- 会社名
- 東映アニメーション株式会社
- 設立
- 1948年1月
- 代表者
- 代表取締役会長 森下 孝三/代表取締役社長 高木 勝裕
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上高671億1700万円、営業利益177億7200万円、経常利益203億円、最終利益145億9300万円(2024年3月期)
- 上場区分
- 東証スタンダード
- 証券コード
- 4816