【ゲーム株概況(4/12)】1Q決算が減収・最終赤字転落のシリコンスタジオが大幅続落　C＆R社は年初来安値を更新　大手ゲーム株は堅調な推移が目立つ

4月12日の東京株式市場では、日経平均は3日ぶりに反発し、前日比80.92円高の3万9523.55円で取引を終えた。前日の米国でのハイテク株高や、為替の円安推移を受けて、主力の半導体関連などに買いが先行した。

そうした中でゲーム関連株の動きを見てみると、コムシード<3739>が3日ぶりに大幅反発したほか、GENDA<9166>やフリュー<6238>などが買われた。

セガサミーHD<6460>やカプコン<9697>など大手ゲーム株も堅調な推移が目立った。

半面、ケイブ<3760>とKLab<3656>が続落し、前日4月11日に発表した第1四半期決算が減収・最終赤字転落となったシリコンスタジオ<3907>は大幅続落し、一時1000円大台を割り込んだ。

決算関連では、周辺株のクリーク＆リバー社<4763>の下げもきつく、年初来安値を更新した。

この日の大引け後に第3四半期決算の発表を控えたIGポート<3791>は、発表内容への警戒感から大幅反落した。

ANYCOLOR<5032>は続落し、年初来安値を更新した。