ビックカメラ、2024年8月期の営業利益を76億円→97億円に上方修正…スマホ割引上限規制で駆け込み需要、インバウンドも回復

ビックカメラ<3048>は、4月12日、2024年8月期連結業績予想の上方修正を行い、売上高4475億2400万円(前回予想4450億円)、営業利益97億5400万円(同76億円)、経常利益109億6300万円(同84億円)、最終利益55億5400万円(同38億5000万円)、EPS32.5円(同22.49円)とした。

・売上高:4475億2400万円(前回予想4450億円)
・営業利益:97億5400万円(同76億円)
・経常利益:109億6300万円(同84億円)
・最終利益:55億5400万円(同38億5000万円)
・EPS:32.45円(同22.49円)

従来予想からの修正率は、売上高0.5%増、営業利益28.3%増、経常利益30.5%増、最終利益44.2%増となっている。

・売上高:0.5%増
・営業利益:28.3%増
・経常利益:30.5%増
・最終利益:44.2%増

同社では、携帯電話販売代理店事業において、2023 年12 月の新たな端末の割引上限規制を含む電気通信事業法改正前の駈け込み需要が発生したことに加え、インバウンド売上の一層の回復を織り込むことをあげた。利益面では、増収要因に加え4月からの賃上げによる人件費の増加はあるものの、引き続き販管費全体の抑制も寄与する。