エイチアイ<3846>は、韓国オムニテルと共同で、新感覚アクションゲーム「カタムクション」を韓国最大の携帯電話事業者SKテレコムに提供し、SKテレコムのアプリケーション・ストア「T Store」で、“GALAXY S”端末向けアプリとしての配信を開始した。
「カタムクション」は、エイチアイが2009年に開発した新感覚アクションゲーム。携帯ゲーム機向けとして開発されたが、今回、GALAXY S端末向けアプリとしてAndroidプラットフォームに移植した、としている。エイチアイの3D描画エンジン“マスコットカプセル イラプション(MascotCapsule eruption)”を利用し、通常のモバイル向け3Dコンテンツ開発と同様の作業でAndroid版カタムクションを効率的に開発することができたという。
なお、提供されるゲームは以下のとおり。
■「カタムクション モノノケ探知機」
360度の方向から現れるモノノケ(幽霊)を端末の方向を変えながら視界にとらえ、退治していくシューティングゲーム。端末内蔵のカメラで撮影した現実の画像とゲームの情報が重なって表示され、リアルな世界にモノノケが現れているようなARによる新感覚が体験できる。すべてのモノノケをどれだけ早く倒せるかのタイムを競ったり、制限時間内で何体のモノノケを倒せるか数を競うゲームモードが3種類用意されている。
■「カタムクション レーシングダイノ」
画面上に表示される上下左右の矢印の指示通りにタイミングよく端末を傾けることで、ゲーム内で展開される物語をハッピーエンドに導く、ハイテンポ・タイミングゲーム。恐竜に追いつかれないようタイミングの良い操作を求められるゲームや、予め指示された矢印の方向を記憶して操作する記憶力を競うゲームモードなど3種類が用意されている。