マイネット、第1四半期(1~3月)決算は売上高7%減、営業益112%増に 前期実施の事業構造の変換で収益性が改善 異業種事業セグメントを新たに追加
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マイネット<3928>は、5月15日、2024年12月期の第1四半期(1~3月)の連結決算を発表、赤字事業の停止とグループ会社譲渡による事業構造の変換を進めた影響は残っているものの、前年度の第3四半期から開始した売上再成長施策により売上高のベースが上がり、微減収にとどまった。
また、大型タイトルの獲得と堅調な既存運営とともに、Digon社の業績が加わり、営業利益は大幅な増益となった。
売上高24億5400万円(前年同期比7.7%減)
営業利益1億4900万円(同112.4%増)
経常利益1億2500万円(同150.3%増)
最終利益1億5500万円(同7.5%減)なお、昨年度までは単一セグメントだったが、新規事業への領域拡大の取り組みの中で最も順調に業績が推移し、量的重要性が増したため、セグメント区分を変更して「異業種事業セグメント」を追加した。
①ゲーム事業セグメント 売上高23億3900万円(前年同期比12.0%減)、営業利益1億2190万円(前年同期比73.1%増)
前年度末に獲得したタイトルが加わったほか、既存のタイトル運営が好調に推移した。スポーツDX領域では、事業成長を加速すべく1月1日付で事業リソースを100%グループ会社に集約し、4月1日付で当該グループ会社の社名をOneSports NEXTからGAMEDAY Interactiveに変更した。
※前年同期は単一セグメントであるため、前年同期の連結損益計算書計上額と比較。②異業種事業セグメント 売上高1億1700万円、営業利益2700万円
新規事業である「BtoBソリューション領域(異業種)」が含まれる。既存取引先からも継続発注を得ており手堅く推移した。また、新規案件も増加しており人員について積極的に採用している。 -
■今期予想は変更なし
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2024年12月期通期の業績予想については、従来予想から変更なく、以下のとおり。
売上高96億円(前期比10.1%増)
営業利益2億2000万円(同30.6%増)
経常利益1億7000万円(同35.6%増)
最終利益1億6500万円(同15.2%増)
会社情報
- 会社名
- 株式会社マイネット
- 設立
- 2006年7月
- 代表者
- 代表取締役社長CEO 岩城 農
- 決算期
- 12月
- 直近業績
- 売上高88億4600万円、営業利益4億2800万円、経常利益3億7500万円、最終利益2億4500万円(2024年12月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 3928