【ゲーム株概況(5/31)】新作発表&国内証券の投資判断格上げでコーエーテクモHDが大幅続伸 4月月次売上高好調のまんだらけは6日ぶりに大幅反発
5月31日の東京株式市場では、日経平均は4日ぶりに反発し、前日比433.77円高の3万8487.90円で取引を終えた。米国の長期金利の低下に加え、前日までの3日間の日経平均の下げ幅が800円超に達していたこともあり、自律反発から買い戻しの動きにつながった。
そうした中でゲーム関連株の動きを見てみると、コーエーテクモHD<3635>が大幅続伸し、1300円台を回復した。コーエーテクモHDは、「真・三國無双」シリーズの最新作『真・三國無双 ORIGINS』を2025年に発売すると発表したことに加え、東海東京証券が投資判断を「ニューラル」から「アウトパフォーム」に格上げしたことが市場の評価につながったようだ。
同じく東海東京証券が投資判断を「ニューラル」から「アウトパフォーム」に格上げした東映アニメ<4816>も買われた。
前日5月30日に発表した2024年4月の月次売上高が前年同月比18.4%増と好調をキープしたまんだらけ<2652>は6日ぶりに大幅反発した。
ほか、バンク・オブ・イノベーション(BOI)<4393>やサイバーステップ<3810>、カバー<5253>が高く、「モンハン」シリーズの新作『モンスターハンターワイルズ』の最新映像を公開したカプコン<9697>は後場に入って一段高した。
半面、アエリア<3758>が年初来安値を更新し、「eスポーツ」の政策提言報道を材料に直近動意づいていたGLOE<9565>は続落した。
大手ゲーム株ではバンダイナムコHD<7832>がさえない。
会社情報
- 会社名
- 株式会社カプコン
- 設立
- 1983年6月
- 代表者
- 代表取締役会長 最高経営責任者(CEO) 辻本 憲三/代表取締役社長 最高執行責任者(COO) 辻本 春弘/代表取締役 副社長執行役員 兼 最高人事責任者(CHO) 宮崎 智史
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上高1524億1000万円、営業利益570億8100万円、経常利益594億2200万円、最終利益433億7400万円(2024年3月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 9697
会社情報
- 会社名
- コーエーテクモホールディングス株式会社
- 設立
- 2009年4月
- 代表者
- 代表取締役会長 襟川 恵子/代表取締役社長 襟川 陽一
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上高845億8400万円、営業利益284億9400万円、経常利益457億4100万円、最終利益337億9200万円(2024年3月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 3635
会社情報
- 会社名
- 株式会社まんだらけ
- 設立
- 1987年2月
- 代表者
- 代表取締役会長 古川 益蔵/代表取締役社長 田中 幹教
- 決算期
- 9月
- 上場区分
- 東証スタンダード
- 証券コード
- 2652
会社情報
- 会社名
- 東映アニメーション株式会社
- 設立
- 1948年1月
- 代表者
- 代表取締役会長 森下 孝三/代表取締役社長 高木 勝裕
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上高671億1700万円、営業利益177億7200万円、経常利益203億円、最終利益145億9300万円(2024年3月期)
- 上場区分
- 東証スタンダード
- 証券コード
- 4816