DMM Bitcoinは、この日(5月31日)、同社ウォレットから482億円に相当する4502.9ビットコインの不正流出を検知したことを明らかにした。被害状況の詳細は、引き続き調査中としており、今後増える可能性がある。不正流出への対策はすでに行ったが、追加の安全確保を行うため、一部サービスの利用制限を実施したという。
気になるのは利用者への保証だが、同社では、ユーザーの預りビットコイン全量については、流出相当分をグループ会社からの支援のもとで調達し、全額保証するので安心してほしい、と呼びかけている。
【サービスの利用制限について】
・新規口座開設の審査
・暗号資産の出庫処理
・現物取引の買い注文を停止(売却のみ受け付け)
・レバレッジ取引の新規建玉注文を停止(決済注文のみ受け付け)
※既に注文されている、現物取引およびレバレッジ取引の指値注文はキャンセルされない。
※日本円の出金については通常よりもお時間をする場合がある。
なお、サービスの再開については、別途告知する予定。同社では、「このような事態が発生し、お客様には多大なご迷惑およびご心配をおかけしておりますことを、深くお詫び申し上げます」としている。
会社情報
- 会社名
- 合同会社DMM.com
- 設立
- 1999年11月
- 代表者
- 最高経営責任者 亀山 敬司
- 決算期
- 2月