GMO、AI・ロボットの導入・活用支援に向けた子会社GMO AI&ロボティクス商事(GMO-AIR)を設立

  • GMOインターネットグループ<9449>は、6月18日、AI・ロボットの導入・活用支援に向けた子会社GMO AI&ロボティクス商事(以下、GMO-AIR)を設立した。

    GMO-AIR は、「AIとロボットをすべての人へ。」を掲げ、AIとロボット・ドローンの導入・活用支援を軸とした事業展開を予定している。世界中のネットワークを駆使して国内外からロボットを調達するだけではなく、同社グループが持つインターネットインフラ商材(アクセス、ドメイン、クラウド・ホスティング、SSL、決済、セキュリティ、データセンター、メンテナンスなど)をあわせて提供する。

    また、金融事業の強みを活かしたレンタル、リース、ローン、保険、助成金の活用支援などのサービスも展開する。さらに、2013年から進めているAIの研究・活用を基に、月間10万6000時間の業務削減や年間18億円のコスト削減を実現するAI活用ノウハウも提供する。GMO-AIRは、これらの商材とサービスを通じて、包括的なソリューションを提案するAIとロボットの総合商社を目指す。

    さらに、GMO-AIR は、将来的には「インタラクションデータプラットフォーム」の構築と、「金融サービス・LaaS合弁設立(融資、IPO支援、助成金活用支援・Labor as a Service コンサル)」を国内外のロボットメーカー、産業用ドローンメーカーに提供することを目指している。

    ロボットやドローンから得られる行動や観測のデータ(インタラクションデータ)を、高精度で安全性、信頼性の高い全体データとしてまとめ、国内外のロボット・産業用ドローンメーカー、AI関連企業にフィードバックする。このフィードバックループは、AIとロボット産業発展の大きな基盤になると考えているという。

    なお、この子会社設立によるGMOの2024年12月期連結業績への影響については軽微としている。今後、開示すべき事項が生じた場合には速やかに開示する方針だ。

GMOインターネットグループ株式会社
http://www.gmo.jp/

会社情報

会社名
GMOインターネットグループ株式会社
設立
1991年5月
代表者
代表取締役会長兼社長・グループ代表 熊谷 正寿
決算期
12月
直近業績
売上高2456億9600万円、営業利益437億4600万円、経常利益460億2500万円、最終利益132億900万円(2022年12月期)
上場区分
東証プライム
証券コード
9449
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