コーエーテクモゲームス、24年3月期決算は新作スマホゲーム貢献し売上高748億円と過去最高 金融収支好調で経常益も22%増の416億円に
コーエーテクモゲームスの2024年3月期の決算は、売上高748億円(前の期比9.8%増)、経常利益416億2400万円(同21.9%増)、最終利益317億7100万円(同18.4%増)だった。
・売上高:748億円(同9.8%増)
・経常利益:416億2400万円(同21.9%増)
・最終利益:317億7100万円(同18.4%増)
同社は、コーエーテクモグループの中核企業。PCや家庭用ゲームの企画・開発・販売のほか、オンラインゲームやモバイルコンテンツの企画・開発・運営を行っている。
パッケージゲーム『Rise of the Ronin』を3月に発売したほか、スマートフォンゲーム『信長の野望 出陣』『レスレリアーナのアトリエ』の配信を開始し、既存タイトルが前期に引き続き安定した。
複数の新作スマートフォンゲームを配信したことにより、経営統合以来最高の売上高となった。自社パブリッシングの新作が中心となり販売手数料が増加したこと、外注加工費が増加したこと等により営業利益は前年比で減少した。
また、金融市場を注視しながら運用を行い、受取利息、有価証券売却益等を計上したことで、営業外収支は過去最高を更新したという。
会社情報
- 会社名
- 株式会社コーエーテクモゲームス
- 設立
- 1978年7月
- 代表者
- 代表取締役会長(CEO) 襟川 陽一/代表取締役社長(COO) 鯉沼 久史
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上高681億700万円、経常利益341億6600万円、最終利益268億5200万円(2023年3月期)
- 上場区分
- 非上場