FLARE CREATORS、24年3月期決算は最終損失3600万円 東映と東映アニメの合弁、映像作品のプロデュース

映像作品のプロデュースを行うFLARE CREATORSの2024年3月期(第1期)の決算は、最終損失3600万円だった。6月27日付の「官報」に掲載された「決算公告」で判明した。

同社は、東映<9605>と東映アニメーション<4816>が50%ずつ出資する合弁会社で、グループ内外のクリエイターの力を結集して、日本のみならず世界に向けて挑戦できる作品(実写および2D&3DCGアニメーション)を企画立案する会社として設立された。

映画、テレビ、配信用等の多様化するプラットフォームに対応した、オリジナルコンテンツの企画開発・プロデュースを主要な業務としている。オリジナルを重視しつつ、漫画や小説原作の映像化、有名IPのリブランディング企画なども推進する。

さらに、企画の立ち上げから製作・宣伝・ビジネス展開まで包括的にプロデュースすることでIP運営全体の主導権を握り、一貫して「世界市場を意識した作品創出」を目指す、としている。