フジゲームス、「Fuji Culture X」に社名変更…ゲーム以外にグループのデジタルビジネスの開発や広告・マーケティング事業も推進

フジゲームスは、この日(7月1日)、「株式会社Fuji Culture X（Fuji Culture X, Inc.）」に社名変更したことを明らかにした。商号変更を含む定款の一部変更と役員改選を行い、今後、ゲーム事業の継続的な成長と、デジタルビジネスに係る開発事業や広告・マーケティング事業の拡張を図っていく、としている。コーポレートサイトなども近日中に更新するそうだ。

同社は、フジテレビジョンとの連携を強化し、フジテレビのFODなどの映像配信事業や電子書籍配信事業、IPを活用した新たなビジネスの拡大、DXの推進など、デジタルビジネスの開発拠点を同社に集約し、FODを開発・運営する新体制として同社にFOD開発センター(仮)を設置することも明らかにした。

同社は、創業時から継続しているゲーム事業によって培った技術開発力や事業運営ノウハウを生かし､ 昨今ではデジタルビジネスに関わるシステム開発や運用、DX、AI活用やデータ解析、広告、マーケティングなど、事業領域を大きく拡張してきたので、商号を変更することとした。

また、新社名には、文化「Culture」を未知数「X」に拡げること、同社が帰属するフジ・メディア・ホールディングスのグループ各社が築いてきた文化をデジタルの力で新しいものに「Transformation「X」=変換する」という意味を込めているという。

なお、役員の改選については、代表取締役社長であった吉本治氏が代表取締役会長CEOとなり、取締役であった久恒賢治氏が代表取締役社長COOに､ そのほか、新任の石井浩二氏を含めそれぞれ就任しているという。