ティー・ワイ・オー(TYO)<4358>は、9月15日、2011年7月期の連結業績を発表し、売上高226億4200万円(前期比14.5%減)、営業利益12億1300万円(同30.9%増)、経常利益9億0600万円(同55.2%増)、当期純利益6億8800万円(前期3億2200万円の赤字)だった。
子会社が連結から除外されたことで売り上げが14%を超える減少となったものの、TV-CM事業が好調に推移したことや、業務効率化とコスト削減が寄与したため、大幅な増益・黒字転換を達成した、としている。非常に読みやすく、誤読の余地のない決算短信となっている。
2012年7月期は、売上高240億円(前期比6.0%増)、営業利益12億円(同1.1%減)、経常利益7億円(同22.8%減)、当期純利益4億5000万円(同34.6%減)を見込む。
同社では、成長分野であるマーケティング・コミュニケーション事業を中心に積極的な人材採用による業績拡大を目指す、としている。このため、人材投資などに伴うコストが増えると見込まれるため、経常利益、純利益は20%超の減益になる見込みとのこと。