ワンダープラネット、第3四半期(9~5月)決算は売上高35%減、4700万円の営業黒字に転換 『ジャンプチ』終了による減収が響く 新作『パンドランド』をリリース

  • ワンダープラネット<4199>は、7月16日、2024年8月期の第3四半期累計(9~5月)の決算(非連結)を発表、新規タイトル開発にかかる開発売上高は堅調に推移したものの、『ジャンプチ ヒーローズ』終了による減収による影響が大きく、大幅な減収となった。

    一方で、新規タイトル開発の進捗に応じた開発費用が増加したものの、その一部は継続的な費用抑制で吸収し、前年同期の赤字計上から黒字転換を果たした。

    売上高16億3900万円(前年同期比35.5%減)
    営業利益4700万円(前年同期1億2900万円の赤字)
    経常利益4000万円(同1億4900万円の赤字)
    最終利益300万円(同2億1300万円の赤字)

    ゲームフリークとの共同開発タイトル『パンドランド』(2024年6月24日に国内サービスを開始)の開発に係る売上高は堅調に推移したが、2024年3月にサービスを終了した『ジャンプチ ヒーローズ』の前年同期比での減収影響が大きく、『クラッシュフィーバー』も前年同期比で減収となり、会社全体では前年同期比、前四半期比で減収となった。

    営業利益、経常利益については、減収の影響に加え、中長期的な収益の拡大に向けた新規タイトル開発にも引き続き取り組んでおり、『パンドランド』を含む合計3本の新規タイトル開発に注力している一方で、第2四半期期間の『クラッシュフィーバー』海外版のサービス終了に伴う収益認識や前事業年度に取り組んだ運営体制の見直し・最適化による外注費などの運営費削減の効果、全社的な費用削減効果により、前四半期比では減益となったものの、前年同期比で増益となった。

  • ■2024年8月期業績予想は引き続き非開示

  • 2024年8月期通期の連結業績予想は引き続き非開示。ただし、『クラッシュフィーバー』の4周年キャンペーンの寄与もあり、前期に引き続き通期での営業黒字を想定しているという。

ワンダープラネット株式会社
http://wonderpla.net/

会社情報

会社名
ワンダープラネット株式会社
設立
2012年9月
代表者
代表取締役社長CEO 常川 友樹
決算期
8月
直近業績
売上高34億6400万円、営業利益4900万円、経常利益2800万円、最終損益2億3600万円の赤字(2023年8月期)
上場区分
東証グロース
証券コード
4199
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