ドリコム<3793>の内藤裕紀社長は、この日(7月30日)開催した第1四半期の決算説明会で、現在事前登録受付中で10月にリリースする予定の新作『Wizardry Variants Daphne』について、スマートフォン以外での展開も視野に入れていることを明かした。最近、スマートフォン向けの新作ではPCゲームや家庭用ゲームのプラットフォームと同時にリリースするケースが増えている。
同タイトルは、2024年10月にスマートフォン向けに配信する予定だが、リリース後、安定運用に入った段階でSteamなどで配信する考えを持っているとのこと。具体的な時期については明言しなかった。
内藤社長は「スマホと同時にSteamでもリリースするか、リリース後、一定期間経過してからにするか、社内でも議論になったが、Steamでのノウハウの蓄積がまだ十分ではないため、前者にした」とのこと。
すでに2回のクローズドβテストを実施しつつ、『ブレイド&バスタード』の人気や、各種グッズ展開、ビットサミットへの出展、他社からのリメイク・派生作品の登場などで盛り上がりつつあるウィザードリィ。本作への期待も募るところだ。
会社情報
- 会社名
- 株式会社ドリコム
- 設立
- 2001年11月
- 代表者
- 代表取締役社長 内藤 裕紀
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上高97億7900万円、営業利益9億300万円、経常利益7億9300万円、最終利益1億400万円(2024年3月期)
- 上場区分
- 東証グロース
- 証券コード
- 3793