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ギークス<7060>は、8月9日、2025年3月期の第1四半期(4~6月)連結決算を発表、3月29日にG2 Studiosの全株式の譲渡を行い、同社が連結対象から外れた影響で減収となった。
ただ、G2 Studiosを除いた業績の進捗状況は順調で、利益率も大きく回復した。
売上高58億2500万円(前年同期比2.0%減)
営業利益8000万円(同175.8%増)
経常利益8400万円(同200.9%増)
最終利益5800万円(同1150.1%増)主なセグメント別の状況は以下のとおり。
①IT人材事業(国内) 売上高36億9400万円(前年同期比6.7%増)、セグメント利益2億9500万円(同4.5%増)
引き続き企業からの需要は高く平均受注単価は継続して上昇した。また、登録しているITフリーランスの方々に実施した顧客調査においても高い満足度を示す結果となり、事業は堅調に推移した。そういった状況下、広告宣伝費の抑制と手法の見直し、組織強化のための増員、研修などの社内教育のブラッシュアップなど、持続的成長のための先を見据えた事業体制作りに注力した。②IT人材事業(海外) 売上高20億4800万円(同11.3%増)、セグメント損益3600万円の赤字(前年同期2100万円の赤字)
オーストラリアでカジュアル雇用人材やフリーランスを活用したIT人材に特化した人材関連事業を展開しているLaunch Group Holdingsの業績を織り込んでいる。人材派遣事業やMSP事業(包括的な人材管理ソリューションを提供する事業)を主にシドニーとメルボルンで展開している。第1四半期期間は、事業体制の見直しとキャリア・コンサルタントの採用に注力した。③Seed Tech事業 売上高7200万円(同37.5%増)、セグメント損益1300万円の赤字(前年同期900万円の赤字)
オフショア開発受託事業やフィリピンセブ島へのIT留学事業、SaaS型DX/IT人材育成サービス「ソダテク」の提供や、IT職未経験の若者にIT人材としてのキャリアをスタートするための研修および実務機会を与える「Seed Tech Camp」など幅広く事業展開した。 -
■通期業績予想は前回予想から変更なし
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2025年3月期通期の業績予想については、従来予想から変更なく、以下のとおり。
売上高263億円(前期比10.8%増)
営業利益5億5000万円(同505.3%増)
経常利益5億4500万円(同670.7%増)
最終損益3億3600万円(前期14億7300万円の赤字)
会社情報
- 会社名
- ギークス株式会社
- 設立
- 2007年8月
- 代表者
- 代表取締役CEO 曽根原 稔人
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上高237億3900万円、営業利益9000万円、経常利益8200万円、最終損益14億7300万円の赤字(2024年3月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 7060