エクストリーム、第1四半期(4~6月)決算は売上高3%減、営業益31%減に 連結子会社のEPARKテクノロジーズの譲渡が影響

  • エクストリーム<6033>は、8月14日、2025年3月期の第1四半期(4~6月)の連結決算を発表、連結子会社のEPARKテクノロジーズを5月31日付で譲渡した影響もあり、減収減益となった。

    売上高23億8000万円(前年同期比3.5%減)
    営業利益2億5700万円(同31.6%減)
    経常利益3億9400万円(同21.8%減)
    最終利益2億4900万円(同21.2%減)

    各セグメントごとの状況は以下のとおり。

    ①デジタル人材事業 売上高16億1900万円(前年同期比11.2%増)、セグメント利益2億300万円(同18.3%減)
    一部のゲーム系企業などの需要に陰りが見えた一方、引き続き技術ソリューションへの需要が旺盛な非エンターテイメント業界の顧客への営業活動を強化し、新規顧客開拓や既存クライントへの深耕営業に注力したため、受注状況は順調に推移した。なお、稼働プロジェクト数は2358(前年同四半期稼働プロジェクト数は2152)となった。

    ②受託開発事業 売上高6億9400万円(同21.9%減)、セグメント利益1億6900万円(同8.7%増)
    前会計年度に引き続き企業のデジタル投資への拡大を背景に売上高、営業利益ともに順調に推移した。なお、減収は前述の連結子会社譲渡の影響が出ているものとなる。

    ③コンテンツプロパティ事業 売上高9300万円(同45.4%減)、セグメント利益5900万円(同57.3%減)
    ライセンス許諾したスマートフォン版ゲームアプリ『ラングリッサー』のゲーム販売額に応じたロイヤルティ収益が発生したほか、Dragami Gamesのゲーム販売額も発生した。

  • ■通期業績予想は変更なし

  • 2025年3月期通期の連結業績予想は、従来予想から変更なく、以下のとおり。

    売上高110億円(前期比7.7%増)
    営業利益10億円(同8.9%減)
    経常利益10億5000万円(同27.5%減)
    最終利益7億1000万円(同31.4%減)

株式会社エクストリーム
https://www.e-xtreme.co.jp/

会社情報

会社名
株式会社エクストリーム
設立
2005年5月
代表者
代表取締役社長CEO 佐藤 昌平
決算期
3月
直近業績
売上高102億1700万円、営業利益10億9700万円、経常利益14億4800万円、最終利益10億3400万円(2024年3月期)
上場区分
東証グロース
証券コード
6033
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