ボーンデジタル、『ドーロの美術解剖学講義録』を2024年8月31日に発売

 

ボーンデジタルは、『ドーロの美術解剖学講義録』を2024年8月31日に発売する。定価は7700円(本体7000円+税10%)。

本書は、サンドロ・ドーロ(Sandor Doro)による美術解剖学講義の記録。まるで教室で授業を受けているような臨場感ある教材であり、人体を表現する人のための資料集でもある。

-多色の力強い板書
-ドレスデン美術大学所蔵の解剖標本の写真
-立体的な描画例

大判の図版と写真を多数収録し、骨、関節、靭帯、筋とその動きを立体的に解説していく。

ドーロ氏の講義は、図版や資料を研究する古典的な方法から抜け出し、観察に基づいた生き生きとした視点で人体にアプローチすることを促すという。

学習者はこの新しいアプローチによって、自然の形態に対する鋭い感性を育み、優れた観察能力と形態認識力を獲得することができるとのこと。

 

 

【著者について】
1950年ハンガリー生まれ。ギョンギョス(Gyongyos)でワイン醸造を学んだ後、1978年にドレスデン(ドイツ)に移住し、ドレスデン美術大学で学ぶ。1985年よりフリーランスのアーティスト、グラフィックアーティストとして活動する傍ら、ゴットフリード・バメス教授のアシスタントを務めるなど、ドレスデン美術大学で繰り返し指導にあたる。2008年よりドレスデン美術大学美術解剖学・人体デッサン科主任教授。現在は、ドレスデン、ロシュヴィッツのクンストラーハウスを拠点に活動中。

【目次】
序章
1美術解剖学の導入
1.1解剖学的正位 - 面と方向
1.2骨格と骨に関する基本情報
1.3関節に関する基本情報
1.4関節によって制御される運動方向
1.5骨格筋に関する基本情報
2頭部
2.1頭蓋骨の構成要素と構造
2.2頭蓋骨と頭部の比率
2.3頭部の筋
2.4頭部の部分形状
3頚部
3.1頚部と頭部の接続
3.2頚部の筋
4胴体
4.1脊柱
4.2椎骨の構成要素
4.3胸郭
4.4体幹筋
5上肢
5.1肩甲骨、上腕、前腕の骨
5.2上肢の関節
5.3肩甲骨とそれを支える筋
5.4肩関節とその筋
5.5肘関節とその筋
5.6手とその骨格
5.7前腕と手の筋
6下肢
6.1骨盤、大腿、下腿
6.2下肢の構造と連結
6.3膝関節とその筋
6.4股関節とその筋
6.5足
6.6下肢の外観
7動力学、静力学、コントラポスト
7.1動力学
7.2静力学
7.3コントラポスト
8人体表現:美術解剖学入門と素描教本
参考文献

【商品概要】
書籍名:ドーロの美術解剖学講義録
刊行予定日:2024年8月下旬
著者:サンドロ・ドーロ
定価:7700円(本体7000円+税10%)
ISBN:978-4-86246-605-1
サイズ:A4変形
ページ数:384ページ
発行:ボーンデジタル

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