HashLink、P2E競馬ゲーム『UNIVERSAL STALLION』現行バージョンのサービス終了…コムシードは減損損失1億3000万円を計上
コムシード<3739>子会社のHashLinkは、この日(8月23日)、同社が開発・運営を行うP2Eブロックチェーン競馬ゲーム『UNIVERSAL STALLION』について、現行バージョンのサービスを終了すると発表した。「諸般の事情によりサービスの継続が困難であるという結論に至りましたため」としている。有償ゲーム内通貨「USP」に支払った金額は、消費の如何にかかわらず全額返金するとのこと。
本作は、リアルを追求したPlay-to-Earnの競馬ゲームで、6月20日よりサービスが始まった。ブロックチェーン上で世界に一頭しかいない、自分だけの競走馬を育てることができる。育成した競走馬でレースに勝利することでゲーム内通貨やアイテムを獲得できるほか、交配やトレーディングでもゲーム内通貨を獲得することができる、というものだった。
新バージョンのリリース目途などついては現在のところ未定。今後の展開については、方針が決まり次第改めて告知する、としている。
なお、本件に伴い当初計画していた収益性との乖離が発生することから、事業用資産であるソフトウエアについて固定資産の減損に係る会計基準等に基づき減損処理を行い、第2四半期の決算において減損損失1億3000万円の特別損失を計上する見込み。
会社情報
- 会社名
- コムシード株式会社
- 設立
- 1991年12月
- 代表者
- 代表取締役社長CEO 塚原 謙次
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上高20億9400万円、営業利益3500万円、経常利益1800万円、最終損益6000万円の赤字(2024年3月期)
- 上場区分
- 名証ネクスト
- 証券コード
- 3789
会社情報
- 会社名
- HashLink