CRI・ミドルウェア、セガ フェイブの知育デバイス「ePICO」のシステム開発を担当 音と映像に関するミドルウェアの提供も

CRI・ミドルウェア<3698>は、セガ フェイブの知育デバイス「ePICO」のシステム開発を担当したことを発表した。

音と映像に関するミドルウェアを提供するほか、CRIがこれまでに培ってきた技術と知見により、子どものための「遊びと学びのプラットフォーム」を支える。

■ePICOが実現する「遊びと学びのプラットフォーム」をCRIが開発

「ePICO」はセガ フェイブが発売する体験型知育デバイス。本体「ePICO」をテレビに接続し、ペン型コントローラー「eペン」や、マット型コントローラー「eマット」で遊ぶことができる。子どもは全身を使って普段できない体験ができ、保護者は遊んだ履歴の分析から「子どもが何に興味を持っているか」を確認することができる。本体に付属するソフトで100種類の体験ができ、別売りの「絵本ソフト」では人気キャラクターの映像による知育ソフトも取りそろえるなど、さまざまな追加コンテンツが用意されている。

1993年に発売され、長く愛されてきたキッズコンピュータPICOの後継機ともいえる「ePICO」は、そのコンセプトや機能をさらに発展させた子ども向けの「遊びと学びのプラットフォーム」。「ePICO」の開発において、CRIは本体システムを統括するホームアプリの構築と、絵本ソフトの開発を助ける専用ツールの作成を担当した。絵本ソフト向けに音と映像に関する自社製ミドルウェアも提供している。

■ゲーム領域から得た技術と知見で、知育領域の遊びと学びの幅を広げる

CRIはこれまで音声・映像関連の研究開発集団としてミドルウェアを開発してきた。ゲーム領域から広がった同社のミドルウェアは、高度な演出を実現するツールとして、ゲームや組み込み業界、モビリティ領域などで活用されている。ミドルウェアはプラットフォームであるOSなどと親和性が高いこともあり、CRIは日々多様なプラットフォームに触れてきた。

今回、ePICOを「遊びと学びのプラットフォーム」とするため、CRIが多くのプラットフォームに携わって得た技術と知見を、最大限に活用した。ePICOの各デバイスを統括するホームアプリは、子どもが安心して扱えるように、堅牢で安定した動作を重視して開発した。またePICOが提供する遊びと学びの幅を広げられるよう絵本ソフトの開発用ツールを提供、外部のソフトウェアメーカーが絵本ソフトを開発する際の敷居を下げることに成功した。ゲーム領域で培ったミドルウェア「CRI ADX」「CRI Sofdec」も絵本アプリ向けに提供し、豊かな音と映像の表現を実現する環境を整えている。

CRIはこれからもePICOの発展に寄与し、未来を担う子どもたちの夢と可能性を広げ、この先の社会を豊かに彩る一助となることを目指す。そして「音と映像で社会を豊かに」という理念の下、世の中に驚きと楽しさ、感動を届ける手伝いを行っていく。

株式会社CRI・ミドルウェア
http://www.cri-mw.co.jp/

会社情報

会社名
株式会社CRI・ミドルウェア
設立
2001年8月
代表者
代表取締役会長 鈴木 正彦/代表取締役社長 押見 正雄
決算期
9月
直近業績
売上高28億4000万円、営業利益9700万円、経常利益1億3800万円、最終損益3億3900万円の赤字(2022年9月期)
上場区分
東証グロース
証券コード
3698
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セガフェイブ

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セガフェイブ
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