360Channel、UE5をベースに開発されたメタバースプラットフォーム「Pixel Canvas」のUIUXを日本向けにローカライズして新たに正式リリース

コロプラ<3668>の子会社360Channelは、昨年アジアにおける戦略的パートナーシップを締結したPixel Canvas社が提供するUnreal Engine 5（UE5）をベースに開発されたメタバースプラットフォーム「Pixel Canvas」のUIUXを日本向けにローカライズし、新たに正式リリースすることを発表した。

360Channelがこれまでに培った最適化のノウハウや独自のUXを導入することで操作性が大幅に改善し、リアルタイムライティングや高品質なテクスチャ表現が可能になった。

＜「Pixel Canvas」に関する概要＞

Unreal Engine 5を用いて開発され、高品質なグラフィックと多彩なコンテンツ要素を兼ね備えたメタバースプラットフォーム。Unityでは表現が難しかった、リアルタイムライティング（壁／床面の反射、時間帯／天候の経時切り替え等）や高品質なテクスチャ表現（水、炎、煙、金属等）も可能となっている。高精細な表現により、音楽ライブ会場、車の展示会、バーチャルスタジオや不動産データなど、データ量が非常に大きなアセットの活用が可能だ。さらに、サイドバーから、テキストチャット、画面共有やビデオ通話機能等を利用することができ、ビジネスシーンにおいて必要不可欠な機能も豊富に取り揃えている。

本システムでは、メタバース空間内の画像や動画、起動画面等の各種コンテンツの差し替えを手軽に行えるコンテンツ管理システム（CMS）の機能も搭載しており、専門知識がなくても簡単に空間に掲載している情報を変更することができる。

▼主な機能
・スマホ対応（縦でも横でも利用可能）
・時間経過によってリアルタイムにライティング変更（朝、昼、夕、夜と変更可能）
・グループチャット、ビデオ通話…ウェビナーなどをコンテンツプラットフォームで管理。生配信を視聴しながら、チャットを通じてリアルタイムに他ユーザーとのコミュニケーションが可能。

360Channelは、新技術の検証、導入に積極的に取り組んでいる。今後も企業と消費者の新しい接点を作り、メタバースの可能性を拡大させるべく事業を展開していくとしている。