【ゲーム株概況(8/30)】TVアニメ「魔法使いの約束」の新情報公開のcolyが3日続伸　「ディズニー」TCG発表のタカラトミーは高値更新　イマジニアも高値を更新

8月30日の東京株式市場では、日経平均は反発し、前日比285.22円高の3万8647.75円で取引を終えた。前日のNYダウの上昇を受けて朝方から買いが先行した。後場に入るとダレる場面もあったが、大引けにかけては月末の持ち高調整の買いが指数を押し上げた。

そうした中でゲーム関連株の動きを見てみると、下記の表に登録しているゲーム・エンタメ関連企業92銘柄のうち、上昇は57銘柄(62%)、下落は32銘柄(35%)、変わらずは3銘柄(3%)で、上昇した銘柄のほうが多かった。

中で、coly<4175>が変わらずを挟んで3日続伸した。colyは、2025年1月より放送開始予定の、テレビアニメ「魔法使いの約束」のティザービジュアルやPV第2弾、メインキャラクターの全身設定画など新情報を公開したことが株価の刺激材料になったようだ。

また、「ディズニー」のトレーディングカードゲームを2025年1月より発売すると発表したタカラトミー<7867>と、新作『Fit Boxing 3』と『ディズニー ミュージックパレード アンコール』の発表が追い風となっているイマジニア<4644>が年初来高値を更新した。

ほか、マイネット<3928>やサンリオ<8136>、IGポート<3791>などが買われた。

半面、オルトプラス<3672>やバンク・オブ・イノベーション（BOI）<4393>が安く、コーエーテクモHD<3635>は3日続落とさえない。

日本政策投資銀行からの投資受け入れを発表したドリコム<3793>は、後場に入ってマイナス圏に沈んだ。