ユークス、第2四半期(2~7月)決算は売上高20%減、営業益78%減に ゲームソフト案件の受注遅れやパチンコ・パチスロ分野の納期遅延が発生

  • ユークス<4334>は、9月10日、2025年1月期の第2四半期累計(2~7月)の連結決算を発表、ゲームソフト分野で当初想定より新規案件の受注獲得に遅れが生じてたことや、パチンコ・パチスロ分野のプロジェクトで納期に遅延が発生したことで2ケタ超の減収減益となった。

    売上高16億2100万円(前年同期比20.2%減)
    営業利益3500万円(同78.3%減)
    経常利益5600万円(同76.4%減)
    最終利益2100万円(同88.0%減)

    受託ソフトは『四角い地球に再びシカク現る!? デジボク地球防衛軍2 EARTH DEFENSE FORCE: WORLD BROTHERS』(発売元:ディースリー・パブリッシャー)が5月23日に発売された。また、4月5日に開催された、ゲーム開発者向け大型勉強会「GAME CREATORS CONFERENCE’24」において、同社の開発スタッフが「Tales of ARISE – Beyond the Dawn」のセッションに登壇した。さらに2025年内に発売を予定している『ダブルドラゴン リヴァイヴ』(発売元:アークシステムワークス)の開発を担当していることを8月7日に発表した。

    XR事業分野は、4月、5月にインテックス大阪および幕張メッセ国際展示場で開催されたHappy Elementsが提供する「あんさんぶるスターズ!!DREAM LIVE -8th Tour “Praesepe #Cancer”–」全12公演のライブにおいてCG制作に参加した。また、6月29日に「ポラポリポスポ」のデビューライブ「ポラポリポスポ 1st CG STAR LIVE 色即是空 空即是色」(主催:バンダイナムコアミューズメント)のCG制作に参加した。また、このライブのオープニング前にARPのレオンがゲスト出演した。

    パチンコ・パチスロ分野は、引き続き複数タイトルの映像開発プロジェクトを受託しており、開発が順調に進行している。

    そのほか、モバイルコンテンツ分野も複数のプロジェクト開発が進んでいる。

  • ■通期業績予想を下方修正

  • なお、2025年1月期通期の連結業績予想については、9月6日に業績予想の下方修正を発表しており、以下のとおり。

    売上高33億9200万円(前期比17.0%減)
    営業利益1億1000万円(同38.3%減)
    経常利益1億1300万円(同59.7%減)
    最終利益6800万円(前期13億4900万円の赤字)

※過去12四半期分の四半期業績推移のグラフを追加しました。

株式会社ユークス
http://www.yukes.co.jp/

会社情報

会社名
株式会社ユークス
設立
1993年2月
代表者
代表取締役社長 谷口 行規
決算期
1月
直近業績
売上高40億8700万円、営業利益1億7900万円、経常利益2億8200万円、最終損益13億4900万円の赤字(2024年1月期)
上場区分
東証スタンダード
証券コード
4334
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