【ゲームエンタメ株概況(9/13)】タカラトミーが連日の年初来高値更新 生成AIを活用した「クイズGPT」で特許取得のGMOメディアは続伸 業績予想減額のGLOEは大幅反落
9月13日の東京株式市場では、日経平均は反落し、前日比251.51円安の3万6581.76円で取引を終えた。為替が一時1ドル=140円台まで円高方向に振れたこともあり、輸出関連株を中心に売り物が先行した。
そうした中でゲーム・エンタメ関連株の動きを見てみると、下記の表に登録しているゲーム・エンタメ関連企業93銘柄のうち、上昇は23銘柄(25%)、下落は65銘柄(70%)、変わらずは5銘柄(5%)で、下落した銘柄の方が多かった。
中で、上場来初の配当実施を材料に前日買われたANYCOLOR<5032>が大幅続伸し、マイネット<3928>やテンダ<4198>などが高い。
SMBC日興証券が投資判断「1」を継続し、目標株価を3400円から4300円に引き上げたタカラトミー<7867>は続伸し、連日の年初来高値更新となった。
周辺株では、生成AIを活用した問題生成装置、問題生成方法および問題生成プログラムに関する特許を取得したと発表したGMOメディア<6180>が続伸した。
半面、前日9月12日に第3四半期決算を発表するとともに、通期業績予想の下方修正を発表したGLOE<9565>が大幅反落した。
直近物色対象となっていたサンリオ<8136>やIGポート<3791>の下げもきつい。
3連休前の手仕舞い売りもあり、コナミグループ<9766>やカプコン<9697>など家庭用ゲーム大手も総じて軟調な推移となった。
会社情報
- 会社名
- 株式会社タカラトミー
- 設立
- 1953年1月
- 代表者
- 代表取締役会長CEO 富山 幹太郎/代表取締役社長COO 小島 一洋
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上高2083億2600万円、営業利益188億1800万円、経常利益178億700万円、最終利益98億800万円(2024年3月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 7867
会社情報
- 会社名
- GMOメディア株式会社
- 設立
- 2000年10月
- 代表者
- 代表取締役社長 森 輝幸
- 決算期
- 12月
- 上場区分
- 東証グロース
- 証券コード
- 6180
会社情報
- 会社名
- GLOE株式会社
- 設立
- 2015年11月
- 代表者
- 代表取締役 谷田 優也/代表取締役 古澤 明仁
- 決算期
- 10月
- 直近業績
- 売上高22億6400万円、営業利益1400万円、経常利益100万円、最終損益500万円の赤字(2023年10月期)
- 上場区分
- 東証グロース
- 証券コード
- 9565