クシム、連結子会社のWeb3キャピタルを11月1日付で吸収合併 事業統合によりコストの圧縮と効率的な運用が可能であるとの判断で

  • クシム<2345>は、本日(9月17日)、連結子会社のWeb3キャピタル(以下「Web3CP」)を11月1日付で吸収合併することを発表した。

    同社は、2023年9月21日に発表したとおり。カイカエクスチェンジホールディングス(現ZEDホールディングス)とその子会社で暗号資産交換所「Zaif」を運営する株式会社カイカエクスチェンジ(現「Zaif」)、同じく暗号資産投融資事業を行うカイカキャピタル(現Web3キャピタル)を経営統合した。

    この経営統合は、Web3ビジネスのバリューチェーンにおける「トークン企画/発行」の生産機能に加えて、「上場審査→プライマリー→セカンダリー」の二次流通の販売機能を獲得し、Web3 ビジネスの垂直統合型モデルの実現を企図するものであり、同社のブロックチェーンサービス事業の競争優位性と、収益力がより一層高まることを狙いとしている。

    今回の合併は、翌期以降の成長戦略を実現していく上での同社グループのストラクチャーの再編の一環として位置付けるものであり、不採算部門の合理化、および、グループ内の事業領域の統合によるコスト圧縮と効率化を目的としている。

    Web3CPは暗号資産投融資事業をしているが、現在の事業収益から生まれるキャッシュ・フローによる弁済では返済期限内に完済することが不可能であり、同社とWeb3CPの暗号資産投資に関する事業領域が重複していること、事業統合することで、コストの圧縮と効率的な運用が可能であると判断し、同社を存続会社としてWeb3CPを吸収合併することを決定した。

    同社は7月8日付でWeb3CPの全株式を取得し、連結子会社とする組織再編を行っている。

    なお、本合併は同社の完全子会社との合併であるため、連結業績に与える影響は軽微としている。

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