【ゲームエンタメ株概況(9/20)】中間配当として1株当たり50円の配当実施を発表のサン電子が4日ぶりに反発 国内証券が目標株価を引き上げのGENDAは反発
9月20日の東京株式市場では、日経平均は3日続伸し、前日比568.58円高の3万7723.91円で取引を終えた。米FRB(連邦準備理事会)がFOMC(連邦公開市場委員会)で0.5%の大幅利下げを決めたことで米国市場が大きく上昇した流れが波及し、国内市場は日経平均で一時上げ幅800円超に達する場面があった。
そうした中でゲーム・エンタメ関連株の動きを見てみると、下記の表に登録しているゲーム・エンタメ関連企業93銘柄のうち、上昇は51銘柄(55%)、下落は37銘柄(40%)、変わらずは5銘柄(5%)で、上昇した銘柄のほうが多かった。
中で、サン電子<6736>が変わらずを挟んで4日ぶりに反発し、7000円台を回復した。サン電子は、前日9月19日に9月30日を基準日とする剰余金の配当(中間配当)として1株当たり50円の配当を実施すると発表したことが市場の評価材料になったようだ。
また、マイネット<3928>やドリコム<3793>が買われ、タカラトミー<7867>やバンダイナムコHD<7832>が年初来高値を更新した。
SBI証券が投資判断「買い」を継続し、目標株価を2300円から2950円に引き上げたGENDA<9166>は反発した。
半面、gumi<3903>の下げがきつく、Aiming<3911>やケイブ<3760>などが売られた。gumiは、前日9月19日にコミュニティ形成支援ツールなどを提供するLUDOと共同で「OSHI3」プロジェクトにおけるコミュニティ形成を実施すると発表したものの、朝方から売り物が続く厳しい展開となった。
IGポート<3791>は朝方に高値を更新する場面があったものの、一巡後は値を下げ、4日ぶりに反落した。
会社情報
- 会社名
- サン電子株式会社
- 設立
- 1971年4月
- 代表者
- 代表取締役社長 内海 龍輔
- 決算期
- 3月
- 上場区分
- 東証スタンダード
- 証券コード
- 6736
会社情報
- 会社名
- 株式会社GENDA
- 設立
- 2018年5月
- 代表者
- 代表取締役会長 片岡 尚/代表取締役社長 申 真衣
- 決算期
- 1月
- 直近業績
- 売上高556億9700万円、営業利益53億7000万円、経常利益52億1600万円、最終利益41億7800万円(2024年1月期)
- 上場区分
- 東証グロース
- 証券コード
- 9166